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33話 ページ35

チリン チリン チリン───




3回綺麗な音がなると御国は外から戻ってきた。




『1日にどれくらい客は来るの?』




御国「そんなに多くは来ないよ。良く来て18人とかなんじゃないかな?」




『そっか…なにか他に品を増やしてみたら?』




御国「とは言っても、この店に普通の客はそんなに訪れないしなぁ」




『うーん…来ると言っても、やっぱり下僕吸血鬼(サブクラス)とか良くて真祖くらいだよね』




御国「そうだね。時々C3の奴も来るけど」




『……ふーん』





.




.


紅茶を飲みカップを皿の上に戻し、
窓から外の景色を見る



カチャッ…


『げっ…!! Σ(・∀・|||)』




御国「ん? どうかした?」




『いや…ね…? 吊戯が…… 』



御国「…は? 何彼奴来たの?俺見たくない」




『窓に…ベッタリと張り付いてるよ。
なんならスケッチブックに

国ちゃん、Aちゃん やっほー!
中に入れてよ 外結構寒くて俺死んじゃうー
(´・ω・`)



…だって。 どうする?
外寒いし…入れるだけ入れる?』




御国「……Aがそこまで言うなら。
拘束できるように縄持ってこよっか
捕まったら大変だろ?」




『そうだね…。 じゃあ、縄…』







.






.




── 10分後… ──



.





.


吊戯を中に入れれば縄で縛り…プレイのように見えたがなにも言わないでおいた (苦笑)





『それで、吊戯…なんか用があって来たんだよな?』




俺は姿を変えて御国の膝に丸まりながら吊戯を見る。

相っ変わらずニコニコしやがって( =^ω^)






吊戯「うん! 泰ちゃんがねー!」



俺達に拒否権はないのか…




.




.




.



あれから1時間30分…紅茶を飲みながら
吊戯の話を聞いていた。

その話の中に有力な情報なんかも ポロっ と
出してくれたから俺的には好都合だったが…






吊戯「それじゃ、また来るねー!」




御国「来なくていい」




『普通に扉から入ってきてよ』



.





.



『………疲れた…(´・ω・`)』




御国「俺も…」


……ポフン!





『くわぁ……』


俺は人姿になり1つ欠伸(あくび)して、
カップを片付ける



『ジェジェ兄には血をあげてるの?』





御国「え? あげてないかなー」



御国はアベルちゃんの髪を(くし)でときながら
ジェジェ兄を見て云うと2丁の長い銃が袖から出て光る




.



……まぁ、其の後は云わなくとも分かるだろう




乱射する銃声の音が家中に響いた…

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年7月29日 16時

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