29話 ページ31
「
俺は
.
.
……バンバンッ!!────
ジェジェ「………近付く…な……」
紙袋を被った男は
すると、 "スタッ…!" と帽子を深く被り人形を片手に持った男は地面に着地し コツコツ と歩いてきた。
御国「やぁ、少年…いや、青年…と言った方がいいかな?…ま、そんなことは良いとして君は一体……」
御国「この娘の何かな…?
見たところ契約もしていないみたいだし、
かといって君は見てはならないものまで見てしまった」
そう言うと男は
御国「君がマフィアだとしたら…
彼女を無理にでも勧誘させて力を利用しよう
としていたんだろうけど、そんな考えやめた方がいいよ?」
「手前…さっきから言わせておけば、
何が言いたい?そして何者なんだ?
兎に角早いところそいつを渡しやがれ」
御国「何ってまぁ、俺は只のしがない骨董屋さ。
ねーアベルー!」
男は人形を擦り擦りと頬にしながら俺を見ると急に雰囲気が変わり
御国「俺のアベルを性的な目で見るなぁ!」
と言い出す…ってか、本当にしがない骨董屋か?
と俺は思う。
御国「………ま、この娘は少しの間俺のところで預からせてもらうよ?」
「はぁ?!ふざけんじゃ……!」
.
────ジャキッ…!
紙袋を被った男は銃口を俺に向けてくる。
御国「そっちにもボスみたいなやつはいるんでしょ?だったら俺から一つ忠告……
……ってね。ま、本人の気持ちを聞いて返すか判断するよ」
.
御国「其れまでは無理だ」
.
と言って彼奴を連れて何処かへ行ってしまった…
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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年7月29日 16時