26話 ページ28
あれからビルを出て目的地である倉庫に近道で行く為に途中で犬に姿を変え屋根と屋根の上を飛んでいる
──────コツ…コツ…
そして、港近くにある倉庫前に来ていた
単に張れないように…だがな
……前の
張れる筈がないと考えた結果として犬姿で此処迄来た。
扉を片方のみを開け中に中に進む…
少し進むと奥から人影と靴の音が響き、
そいつは口を開いた。
?「久し振りだな。俺の事を殺して "いった" 化け物」
男は更に コツコツ… と数歩だけ距離を近づける
『あん時にちゃーんと殺 "した" ぜ?
なのに何故この140年以上たった今も此処に存在してやがるのか…
……お前…どっかの
ふっ… とそいつは鼻で笑うと大当りと云いたげに口を弧にさせる。
『そして、俺の推論で辿り着いたその
.
.
.
……
眼は鋭くトーンが低くなり、温度が一気に冷めていくのも御互い感じていた。
「正解。御前を殺したいが為に俺は態々強欲の
『……最っ悪…だが、そんなの関係ねぇよ。
俺は
前の
俺は
そして、蒼い月が床を照らし始め…互いの顔が見えた其れを合図に俺達は一斉に走り出し…
.
───────ガキィィィン!!
金属と金属のぶつかり合う音が夜の街に響き渡った。
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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年7月29日 16時