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23話 ページ25
案外早く着いた…
まぁ、ビルとビルの上を飛んできたんだから当たり前か…
『(はー、たぶん中也さん怒ってるんだろーな…。めんどくせぇー…)』
ポートマフィアには犬姿になって窓から入っていくことにした。
そっちの方がよくない？
黒服に一々止められていたらそっちの方がすげぇめんどくせぇーからな
……ってか、怠惰の兄さんの口調になっちゃってんだけど
ま、仕方ねーか。
何せ、兄弟の中で女は俺と憤怒の姐さんしか居なかったしな…
そのせいか男の口調が定着して…(苦笑)
ｶﾞﾗﾗ…────
『中也さん…帰りましたー……って、なんだ
居ねぇじゃねーか…』
なら、安心だな
暫く昼寝しよう…そうしよう
グンナイ自分…
僕は目蓋を下ろし闇に落ちていった…────
.
────
.
ﾄﾌﾟﾝｯ…! ──
「やぁ、
『テララ…また会ったね…』
「ねねっ！兄さんとご飯…美味しかった？」
兄さん…、嗚呼、椿兄ね…
『うん。美味しかったし、楽しかった…』
「それは良かったね♪」
『……それで…？ 何が言いたい訳？』
「おー怖い怖い…。
……ねぇ、何時になったら
.
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年7月29日 16時
