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22話 ページ24

さて…どうするか…。

中也さんに拾いに来てもらう…?


……いや、あの人自分で歩いてこいとか言いそうだな。





リード出して飛ぶ…のは、契約しないといけなかったんだ……



あー…面倒くせぇ…

ま、リードが無くても真祖だから、関係無いんだけどなぁ






「君…本当に大丈夫かい?」



『…本当…大丈夫です。傷も塞がってきたので』





其れでは… と言って来た道を戻ろうと足を進めると左手首を捕まれた。





『……あの、まだ何か僕に用が?』



「いや…唯、君は何故 武装探偵社でもないのにマフィアに何で突っ込んでいったのか気になってね」



『あー……唯の気紛れな人助けですよ』



「死にに行くようなものだよ」



『大丈夫です……其のくらいの恐怖…とうの昔に捨てて慣れましたから』



「……そうかい」



するっ と離されると少し暗い顔をして俺に言った







「ねぇ、私がマフィアということを知って…君は、どう思った…?」




『嗚呼…僕は貴方の事を知ってますし、少なくとも何回か会ったこともありますよ?

……ですから、知ったところでこれからも変わりません。


其れに……マフィアより僕の方が… (ボソッ』





「…君と、何回か会ったこと…あったかな」





『……覚えてないのならそちらの方が逆に有り難いですよ。

其れでは… (ニコッ』






彼と別れてから俺は路地裏の人目につかないところに移動した後ビルとビルの上を飛んでポートマフィアのビルを目指した。





『(リリィ兄さんの幻術は凄いね…。
彼と共に織田作と歩んでいてくれれば僕はそれでいい。

けど、効果も薄まってきているから時間の問題かな…?)』

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年7月29日 16時

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