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寧々「一ヶ月も前の話だし!!
もう全っ然気にしてないけど!!」



ショックを忘れさせるかのように手で顔を隠しながら大きな声で言う



花子「気にしてるんだね」



『気にしてるんだな…』



寧々「してない!!!


だって今は源先輩に夢中だもん
先輩みたいなすごい人と両思いになって
あの男を見返してやるのよ!」




『ねぇ… ヤシロ、 それってさ……』




花子「ふーん…つまり誰でもいーんだ?」





花子さんは僕の言いたかった先のことを
代弁して言った




寧々「そ…そんなわけないじゃない!
やだなーもー! 蓮と花子さんったら!」





花子「とかいって実はセンパイのこと
 大して知らなかったりしてー」



寧々「まさか!」



花子「じゃあセンパイの下の名前は?」



寧々「…」



ヤシロは黙り込んだ…
墓穴を掘ってしまったのだ


寧々「あっ、 虫…鯉に食べさせよっと…」



花子『「ヤシロ…」』




花子「やれやれ…」


花子くんはポケットの中を ゴソゴソ とあさり



花子「はい」



そう言って取り出したのは……


寧々「メッセージカード?」



寧々「( なんで持ってるんだろ… )」




『( ほんとに…花子くんのポッケの中はどうなってるの? )』


 
花子「ヤシロが作ったものをセンパイに贈る!
名付けてプレゼント大作戦〜!!」


ダブルピースをして言う花子くんを可愛いと思ったのは僕だけの秘密…




『( そのまんま… )』



寧々「でも、 前もそれで…」



花子「同じになるかはやってみなきゃ
わかんないって!


どーせ大して接点もないんだろうし…



せっかくなら活かしたいじゃん


今まで頑張ったんだから」



『そうだよ
やってみなきゃ分からない』




寧々「蓮…花子さん…わかった!

私頑張ってみる!」



花子「オー (パチパチ) 」



寧々「でも告白はちょっと急すぎる

 気がするし…」



『この間筆箱拾って貰ったって言ってたよな?
そのお礼でも書いておいたら?』



寧々「そうする!」





花子「そういえばヤシロは何作ってるの?」



寧々「あれ」






僕と花子くんはヤシロが指差した方向を見る



花子「どれどれ…? ……(汗)」




『あ…はは…』




花子「まぁ…いっか……」

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設定タグ:地縛少年花子くん , 柚木普 , 花子くん   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:黒猫 | 作成日時:2020年3月22日 1時

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