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05 . ページ37

?「あ、おい!あんた危ねー…ぞ……」



あの後、 ぼやける目を雑に拭った
僕の背後から聞こえたその声に振り向く







『………は? 嗚呼…あんた、祓い屋…か

僕を消しに来た?
悪いけど、 相手はまた今度な』






タッタッタ……!!

あとの2人が階段を上がる手前で止まった途端
僕を見つめる





花子「少年、 どうした…の…?」



花、 寧「「蓮っ?!」」





寧々「蓮、 今までどこ行ってたの?
あのあとから学校にも来ないし…
私達凄い心配して……」




花子「ねぇ、 蓮… その足枷って……」


寧々「怪我してる…どうしたの!?」



花子くん達がそう言い
寧々は僕の足枷を見て、 階段を上ってくる




『ぁ…ひゅっ…ふっ……は…ぁ……こ…ない、で…ッ!
ごめん…な、さい 僕が…ぼ、 くが……!!』




寧々「え…!? 蓮、 大丈夫?」



花子「あ、 待って…ヤシロ!」



ヤシロの手が僕に近づいてくる…
それが過去の記憶と重なって見えてしまう



『ひゅッ!…あ…嫌だ! こ、来ないで!!
はぁはぁ……ぁっ、ミサキ階段! 開け!!』




……… シャン! シャン!






どこからか鈴の音が聞こえ
ぼわっ と青白い煙が僕を包み込み
3段目でも反応して、 二番の境界へ繋がる
門が開いたことが分かって





.





.



──────ぽちゃん…!

そこで僕は消えて青白い煙の残量だけが残って
それは次第に消えていった








寧々「え…これ…どういう事なの? 花子くん」


ヤシロと光は花子を見る
花子はさっきのAの状態を2人に少しだけ話す







花子「……たぶん…あの足枷は………モゴモゴ」




ポスンッ!

花子くんの口をもっけちゃんが耳で押さえていた。



もっけ「いったら けされる」


もっけ「ひみつ きくな」


もっけ「れん おこる」




寧々「え…?」



光「もっけ?なんでここに居んだ…?
いや、そんな事よりも!」



光「さっさとミサキ階段に行って二番をとっとと祓って
皆を連れ戻しに行くぞ!」




花、 寧「「うん!!」」









花子「…じゃあ行こうか
確か4段目踏むんだっけ? せーのっ!




いーち!



にーい!



さーん!







し!」









───────パチャン……!!

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設定タグ:地縛少年花子くん , 柚木普 , 花子くん   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:黒猫 | 作成日時:2020年3月22日 1時

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