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同時刻…
.
旧校舎の廊下にて…… ────
.
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怪異「あ"？ んだテメェ!」
ｶﾞｻｺﾞｿ と何やら武器を構え1人の生徒の背後に立っていたところを妖妃から聞き
面倒臭がりながらも行けば最初の一言がこれ
『煩い
君､ その生徒に何しようとしていた？
殺しをするような危険な怪異はここに置いておけない…』
怪異「だったらなんだよ!?
さっきから生意気だ!」
『ねぇ､ 僕とても機嫌が悪いんだ､
だから手加減できないよ?
それでもいいn …ｯ!』
───ｻﾞｼｭｯ!
左腕に引っ掛かれ深い傷を作られてしまった…
────ｶﾞｯｼｬﾝ!!
中級怪異は僕が上から押さえ付ける
そして…
怪異「うがぁぁぁ!!」
『機嫌悪いから…力加減出来ないって言ったのに
それを聴かずに僕を攻撃してきた君が悪いんだ
恨むなら自分自身を恨むんだね』
ｸﾞｼｬｧｧｧ…!!
僕は悪さをしていた中級怪異にカッターナイフの刃を突き立てて
刺す… それと共に青白い魔方陣が僕ら2人を取り込むように現れれば
僕を襲ってきた中級怪異は泡と共に消えていった…
『ごめん……
こんなやり方､ 苦しかったよな…
痛かったね…
来世は､ 許されない事をしたらダメだよ
.
猫神様､ 後の事はよろしくお願いします』
猫神様は ﾎﾟﾋｭﾝ と現れる
大きな身体と白く綺麗な毛づや…
そして首もとにはが赤と白の手綱て作られた首輪に着いた大きな鈴を付けた猫が僕の横に来る
猫神「仕事ありがとうな。後の事は我に任せろ
心配するな… あやつの魂は確り我が送り届けて生まれ変わらさせてみせる
それに… 蓮が謝ることなんかない
きっとあやつも分かってる筈だからな
怪我治して貰うんだぞ？」
『はい…お願い､ します…』
猫神「それじゃ、ちと行ってくる」
そう言って猫神様は成仏させた怪異を追って
魔方陣を通って向かっていった
.
.
『この足枷も早く外せたらいいのに…』
ﾎﾟﾀｯﾎﾟﾀ…
足枷の部分が青い痣から遂に血が出てきてしまった
『……足枷…外れたら､ 土籠先生のところに行って包帯も貰ってこなくちゃ…
確か…包帯切らしてた筈だし』
ほんっと面倒臭いや…
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作者名：黒猫 | 作成日時：2020年3月22日 1時
