今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:903 hit
小｜中｜大
6.白き獣と黒き獣… ページ7
─ドクン！
あの時みたいにタイセツナモノガウシナワレルノ…？
ドクン！
イツダッテカミサマハイジワルダ…。
ﾄﾌﾟﾝｯ!──
─スリーピーアッシュside─
Aの周りから黒い煙が出てきた。
そしてその煙はAを呑み込んだ。
ス:A…!?
影:これは…ふっ、そう言うことか…。
彼女は自分の負の感情に身を任せ呑み込まれていったと言ったところか。
貴？:グゥアア!!
影:黒い…虎か？あれは。
大体全長３メートルくらいといったところか…。
ス:止まれ、A！
しかし、Aには彼の声は届かず、影月に向かっていた。
─ｻﾞｼｭ!
影:あっぶな！
木が半分に痛々しい跡を残し折れた。
貴？:ｳﾞｳﾞｩ…
─ﾀﾞｯ!
今度は仕留めると言っているような眼。
Aは影月を徐々に追い込んでいった。
影:がはっ！
Aが俺に近づき僅かな小さな声で……
貴？:スリーピー…アッシュ……逃げて…。
おね…がい。
ス:…?!
すぐに俺から離れあいつの方に向かっていった。
貴？:……ヴゥゥ…。
Aの声が聞こえた…なら、まだ完全に負に呑み込まれた訳じゃねぇ。
ス:っだが、どうすれば！
止め方なんざ知らねーし……
ス:……！一つだけなら…やるしかねぇか。
俺はAのところに飛んでいった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：aki | 作成日時：2018年2月9日 21時
