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『新ちゃんもね、はい』

新八「わぁ……僕の好物ばっかり…ありがとうございますA(ねぇ)!』

『どういたしまして』



少しドキドキしながらも平然を装って銀さんお弁当を渡す。



『銀さんにも…どうぞ』

銀時「サンキュー」

『甘いものが好きだって聞いて……味付けは全部甘口にしてみたんですけど』

銀時「マジで?やっぱりお妙と違って気が効くじゃねェかオイ」



ここに姉上が居たら殴り飛ばされていただろう。
そんな光景を想像して口元を緩ませる。

銀さんたちがその場に腰掛け、弁当を口にかきこむ。
みんなものすごい食べっぷりだ。

多めに作りすぎたかな、と思っていたけれど、ちょうど良かった。



銀時「花見の時も思ったけど、やっぱ料理うめぇな。いい嫁さんになるぞ」

『そ、そそそそんな!私なんて…』

銀時「いやぁ、マジマジ。銀さんなんならAちゃんの事もらいてェぐらいだわ」

『え…っと、ありがとうございます。う、嬉しいです』

銀時「え?う、嬉しいの?まじで?」



銀さんが真っ赤になるので、私もつられて赤くなる。
なんとも言えない雰囲気が流れる中、新ちゃんが勢いよく私の手を引いて立ち上がった。



新八「僕!依頼主さんに終わった事報告しに行って来ます!」

『え?し、新ちゃん?なんで私も!?』



新ちゃんが私の手を引いて屋敷の中へ入って行く。
なんで私も連れて行く必要が…!?



新八「ったく……姉上だけじゃなくA(ねぇ)まで…」

『し、新ちゃん?』

新八「A(ねぇ)!やっぱり僕は認めません!A姉の初恋の人が銀さんなんて!僕の兄が銀さんになるなんてェェェ!!!」

『ちょ、ちょっと新ちゃん!落ち着いて!』



ガタ、ガタタ…

襖が開きっぱなしの部屋から、聴き覚えのある声と、物音が聞こえて私と新ちゃんは思わずその部屋に視線を向けてしまった。



なんと、姉上が、長髪の人に無理やり唇を奪われていた。

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みかん(プロフ) - あいうえおさん» コメントありがとうございます!!更新をお楽しみに…!! (2022年5月16日 22時) (レス) id: 3fe29dec2a (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 一寸先はダークさん» コメントありがとうございます!私も夢主ちゃんを応援しながら書いてます笑 更新頑張りますね! (2022年5月16日 22時) (レス) id: 3fe29dec2a (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 常夏さん» お待たせしてしまって申し訳ない…!!更新頑張ります!!コメントありがとうございます! (2022年5月16日 22時) (レス) id: 3fe29dec2a (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 常夏さん» ありがとうございます!楽しみにしててください! (2022年5月16日 22時) (レス) id: 3fe29dec2a (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - みぃさん» ありがとうございます!頑張りますね! (2022年5月16日 22時) (レス) id: 3fe29dec2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みかん | 作成日時:2019年5月1日 13時

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