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『やだ、なんで…』
月島「何でって？」
『そんなに私のこと嫌い？』
私のなかでは蛍は幼馴染みだし、そのうえ仲も良いので嫌われていないと思っていた。
けれど、いまの世の中は仲がよくても裏で悪口を言っているものだ。
実際周りにいた友達もそんなこは少なくはなかった。
蛍目当てで仲良くしていたり
なにかと最後は蛍目当てだったのだ。
だから仁花ちゃんの仲良くなるのも少し間があったが、それでも関係なく仲良くしてくれた為こうやって関係が出来ている。
今蛍に、嫌い？と聞いたのはそういうことだ。
数十年一緒にして、嫌われているのかもしれない
確かに私は弱いところも多いかもしれないけれど
こんなに続いてきた仲で、嫌われてたのは中々のダメージ。
うっすらと視界に涙が浮かんでくる。
視界がぼやけたり、なくなったりして
やっと涙がシーツに染みを作っていることを知った。
月島「Aのためだよ。」
『え？』
月島「なんでなくのさ、
お前のためにこーやってしてるのに。」
三日月形に口を歪ませる。
涙は引っ込んで安心感をもたらしたと共に、背中に激痛が走った。
『いっ、…』
先程まで座っていたはずなのに、乱暴にもベットに押し倒されていた。
一気に恐怖心へとかわり、心配で流していた筈の涙は怖さへと変わった。
『や、やっ、』
蛍は私の顎を人差し指であげると、ぽつりと呟いた。
「舌、出して。」
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モカ(プロフ) - もちゃこさん» ありがとうございます！初めての宮くんですが、頑張ります！ (2018年8月3日 16時) (
レス) id: 5993d4e948 (このIDを非表示/違反報告)
もちゃこ - 初めてコメントします。宮くんの小説楽しみです！ (2018年8月2日 20時) (レス) id: ceaa89e085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ | 作成日時：2018年6月30日 23時
