陸《病院》 ページ7
目が覚めると、俺は病院のベットの上にいた
『...っ...此処、何処だ？』
無 ｢ｯ!!A!!起きたのか!?｣ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
無一郎は俺が起きたのが分かると、急いでナースコールを押し、病室の外に小走りで行った。
そういえば、俺の親...死んだんだっけ？
再度その事実を確認すると、何かが込み上げてきた。俺は、それを抑えることもできないまま、シーツの上にいくつかのシミを作った。
と同時に、“悔しい”という感情が湧き出した。
俺がもっと強ければ、もっと早く家に帰ってれば、などと後悔していた。
ｶﾞﾗｯ
｢Aさん!!目を覚まされたのですか!?｣
無 ｢...ｽﾞｽﾞｯ良かった...。｣
無一郎が看護師を呼んできてくれた。でも、俺は目立った外傷もないし、ましてや体の内側も痛くない。だったら、なんで入院してんだ？
『俺は...なんで入院してんだ？』
無一郎によると、俺は、ヴィランと鉢合わせになって、素手でそいつを半殺しにしたらしい。
そして、無一郎が駆け寄ってきた時に、泣きながら失神したらしい。
...。ん？
あれ？お、可笑しい...。
なんで俺...
無 ｢...辛かったら、...泣いていいんだよ？｣
『ｯ!!泣いてっ...なんか...ｸﾞｽﾞｯ』
無 ｢...頑張ったね...｣
『っ...ゔっゔわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』
その時俺の背中をさすってた無一郎の手は、優しくって、暖かかった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《その時の心境や、現場の状況を詳しく教えて頂けませんでしょうか!?
｢俺達ヒーローは必死でヴィランを止めた。だけど...、人質に取っていた方を救出するのには間に合いませんでした...。｣
｢残念でした...｣
ということは、これからは、このような事件が起こらないように注意していくということですか？
｢はい。やはり、“ヒーロー”である以上、責任を持って活動していきたいです。｣
ということでした。では、次のニュースです》
『何が“責任を持って”だよ...見殺しにしてた癖によくもベラベラと...』
*:.｡..｡.:+・ﾟ・✽:.｡..｡.:+・ﾟ・✽:.｡..｡.:+・ﾟ・✽:
大正コソコソ噂話
今世でAさんと同い年の人は、
炭治郎、善逸、伊之助、のかまぼこ隊です。
有一郎と無一郎は1つ下です
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 593人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
引きこもり隊 - あれ、終わってる・・？ (2022年8月17日 8時) (
レス) @page40 id: af8345609d (このIDを非表示/違反報告)
カイセイ - ワァ終わっ、、、、た？ (2022年2月6日 22時) (レス) id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
アクア - あぁぁぁぁぁぁぁ 好きぃぃぃぃ はい、うるさくてごめんなさい。 大好きです。神作ですよね！ 終わり......?え、終わりですか？ つ、続きは....? お願いします。続きを恵んでください。 (2020年10月27日 21時) (レス) id: 09cbd981b0 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 頑張って更新して下さい！楽しみにして待ってます！ (2020年5月18日 22時) (レス) id: 3af1b26dc2 (このIDを非表示/違反報告)
瀬呂くん推しのもち団子(プロフ) - 文才あって羨ましい...._(┐「ε:)_更新頑張ってください！ (2020年5月8日 19時) (レス) id: 3a04150756 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おかゆ。 | 作成日時：2020年3月22日 21時
