伍《独り》 ページ6
あれから俺と無一郎は幼馴染としてほぼ毎日ってレベルで一緒にいた
小学校も、中学も同じところに進学した
何も変わらないと思っていた。これまでも、これからも。
俺はヒーローに少なからず憧れていた。でも、それは“9歳”までだった。
俺の親が死んだ。
ヴィランに襲われて死んだらしい。
その時はなんとも言えない虚無感に襲われた。同時に、ヒーローへの嫌悪感が募っていった。
だって、俺もその場に居たから。
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｢この個性じゃダメだ!!オールマイトが来る まで待とう｣
｢中に人が居るんじゃ...｣
｢しかし、此処で行ったところで被害が大 きくなるだけだ!!ここはやはり待機した方 が...｣
唐突だった。無一郎と学校から帰ってきた時だった。俺の家の前で人が大勢集まっていた。何かの騒ぎなのだろうかと思い、
『俺の家の前でなにしてるんだ？』
と、ヒーローらしき人に聞いた。すると、そいつは、
｢此処、君の家なのかい!?実は、君の家の中 にヴィランが立てこもっているんだ...。家 の中には君の御両親らしき人がいる、だか ら今オールマイトが来るのを待って居るん だ。｣
などとふざけたことを言い始めた。何を言って居るんだ？オールマイトが来るのを待っている？じゃあお前らは何しているんだ？
俺はどうしても納得出来なくて訊いてしまった
『俺の親を...なんで今助けないんだ？』
｢何を言っている!?今行った所で被害は大き くなるだけなんだぞ!?君の御両親を助ける 為にもオールマイトを待っているんだ!｣
.....は？
『.....お前...もう一回言ってみろ...』
｢だから、今行った所で被害は大きくなる だけだ！君の御両親を助ける為に俺達は 待機してるんだ!｣
無 ｢Aの親を助ける為に待機してる!?
お前ふざけてるだろ!!!!手遅れだったらど うするんだ!?それでも“ヒーロー”か!!｣
無一郎がそう言ったと同時にに、俺はとうとう堪忍袋の緒が切れてしまったようで、家の中に飛び込んだ。
瞬間、散々嗅ぎなれた鉄臭い腐敗臭がした。
同時に腹を大きく切り裂かれた母と、頸と胴が離れている父の姿が目に入った。
俺は、その場で泣き崩れてしまった
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次から凄い飛びます
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引きこもり隊 - あれ、終わってる・・？ (2022年8月17日 8時) (
レス) @page40 id: af8345609d (このIDを非表示/違反報告)
カイセイ - ワァ終わっ、、、、た？ (2022年2月6日 22時) (レス) id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)
アクア - あぁぁぁぁぁぁぁ 好きぃぃぃぃ はい、うるさくてごめんなさい。 大好きです。神作ですよね！ 終わり......?え、終わりですか？ つ、続きは....? お願いします。続きを恵んでください。 (2020年10月27日 21時) (レス) id: 09cbd981b0 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 頑張って更新して下さい！楽しみにして待ってます！ (2020年5月18日 22時) (レス) id: 3af1b26dc2 (このIDを非表示/違反報告)
瀬呂くん推しのもち団子(プロフ) - 文才あって羨ましい...._(┐「ε:)_更新頑張ってください！ (2020年5月8日 19時) (レス) id: 3a04150756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかゆ。 | 作成日時：2020年3月22日 21時
