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story3 ページ4

私1人じゃ、
幸せになんかなれない。

ーーー

普段よりも数倍気合いを入れて会社へ向かった。
私の務めている会社は、大手企業と呼べるような有名な会社。


広い正面玄関を抜けて、エレベーターで8階の女子更衣室へ向かう。


今までシステム部で使ってたロッカールームは15階だったから、8階は少しだけ楽かも。


なんて、呑気なことを考えながら更衣室に入ると、早速化粧バッチリの結愛ちゃんが私を待っていた。





「心愛、遅い!受付は始業時間前にやることたくさんあるんだから、余裕を持って行動すること!」

『はい』





絶対結愛ちゃんはスパルタ教育。
覚悟してやらないと。





「とりあえず制服これだから着替えてみて」

『制服着るの...面倒くさいね』

「文句言わないの、早く着替えて」

『はーい』





システム部は服装は自由だった。
社外の人と会うことも滅多にないから、私服でOKだったのに。


オシャレやお化粧するのが好きな私は、毎朝着て行く私服を考えるのが楽しかった。
制服も、慣れちゃえば楽なのかな。


真新しい制服に袖を通して結愛ちゃんにお披露目する。





「あー、いいじゃん。似合ってるよ心愛。可愛い」

『ホント?』





褒められると、すぐに調子に乗ってしまう。
制服も、案外いいかもなんて思ったりもした。



鏡を見ると、丁度いい感じ。
結愛ちゃんが、受付で良かったなと本気で思う。

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akimakixxx(プロフ) - kanadeさん» 私にも分かりません^^;笑 (2018年8月7日 21時) (レス) id: 85c669e5c3 (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - これから歩夢君とヒロインちゃんがどうなっていくのか楽しみです。 (2018年8月7日 21時) (レス) id: df4e83e4db (このIDを非表示/違反報告)
akimakixxx(プロフ) - kanadeさん» ずっと思考回路0でした(>_<;) (2018年8月7日 0時) (レス) id: 85c669e5c3 (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - 更新待ってました。 (2018年8月7日 0時) (レス) id: df4e83e4db (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - キュンキュンしながら読んでます。 (2018年8月1日 23時) (レス) id: c9d57448f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:am | 作成日時:2018年6月26日 1時

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