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story23 ページ24

女の子は皆
シンデレラガール

ーーー


午後からの仕事は順調に進み、あっという間にシステム部での送別会の時間になった。


送別会って言っても、同じ社内にいるからいつでも会えるんだけど、システム部の皆とこうやって飲むのはきっと今日が最後かもしれない。


他の人達よりも少し遅れて店に着くと、既に全員がもう飲み始めていた。





「お!やっと来たか寶井!あれ?結愛ちゃんは?」

『あ、結愛ちゃん今日は用事があって来れませんでした』





秀人の話を終えた後、結愛ちゃんを今日の飲み会に誘ったけどあっさりと断られた。
今日は専務が早く帰って来る日なんだって。





「そっか。ま、座れ」





テーブルの奥の方に空いてる席を見つけて近付くと、思いがけない人の声がテーブルの奥から聞こえてきた。


この声は...





「心愛ちゃーん!遅かったなぁ。
こっち、こっち!席取っといたで!」





ビールを飲みながら、普通にシステム部に溶け込んでいる卓くんがいた。





『卓くん!どうしているの!?』

「どうしてって冷たいなぁ〜。
心愛ちゃんの送別会があるって聞いたから張り切って来たってゆーのに...」

『そんな、わざわざ。忙しいんじゃないの?』

「えぇの、えぇの、俺は歩夢と違って忙しくないし。ほらっ、とりあえず飲もう」





卓くんが注いでくれたビールに口つける。
平野くんはいないんだ。





「あ、ちなみに歩夢いいひんし。
今日から2日間だけやけど、合宿行っとる。
俺しか来れんくて残念?笑」

『何で?別に。笑』

「だって心愛ちゃん、歩夢と最近仲良いみたいやん。2人で定食屋行っとったんやろ?」

『平野くんから聞いたの?』

「ちゃう、定食屋のおばちゃん。歩夢が女の子連れて来たって言うから。心愛ちゃんやろうなぁーと思って」






卓くんは、妙に勘が鋭い。
人を見てないようで、実はよく人を観察してたりする。

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akimakixxx(プロフ) - kanadeさん» 私にも分かりません^^;笑 (2018年8月7日 21時) (レス) id: 85c669e5c3 (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - これから歩夢君とヒロインちゃんがどうなっていくのか楽しみです。 (2018年8月7日 21時) (レス) id: df4e83e4db (このIDを非表示/違反報告)
akimakixxx(プロフ) - kanadeさん» ずっと思考回路0でした(>_<;) (2018年8月7日 0時) (レス) id: 85c669e5c3 (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - 更新待ってました。 (2018年8月7日 0時) (レス) id: df4e83e4db (このIDを非表示/違反報告)
kanade(プロフ) - キュンキュンしながら読んでます。 (2018年8月1日 23時) (レス) id: c9d57448f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:am | 作成日時:2018年6月26日 1時

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