【H×H 転生トリップ】未来に向けて (ページ44)

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40話ページ44

普通視点

『...ん...あれ？...ここどこ？』

俺が目覚めて目にしたものは
真っ暗な何もない所。
方角何てわからない
どっちにすすんでいいのかも。

『あー。俺、死んだのか...はぁー』

?「ちょっと予定外だよ。」

『え？誰だ！？その声...キド？』

キド「そうだよ。」

『あ、見える。キド光ってる。』

キド「ここが何処か説明しよう。」

『うん』

キド「まずね。A。キミはまだ死んでないよ」

『え？死んでないの？』

キド「うん。ギリギリね。」

『へー。良かった。』

キド「あと、もうひとつ伝えたい」

『何？』

キド「瑠美ちゃんだけど...約一週間前に死んだよ」

『...え』

キド「覚えてる？瑠美ちゃん」

『は？嘘だろ！?』

キド「本当だよ。まぁ、瑠美ちゃんの担当は俺じゃないからどこに転生したのかわからないけど...」

『...何で』

キド「...じさつさ。」

『は？瑠美がじさつ！？あり得ないだろ！』

キド「担当の人から聞いたんだけど...どうやらあきが死んで、うつ病になってしまって
耐えられなくなったんだって。」

『あき...俺の名前か。』

キド「...うん。話戻すよ。」

『...』

キド「これからずっとずっーーーと歩いてもらう。疲れて腹が減って喉が乾いて
はいっずって死にそうになるまで。まぁ、走ってもいいけど。」

『...それで？...て言うかつかれんの？』

キド「一応キミまだ生きてるからね」

『あー。納得』

キド「その歩いている途中、横に何個もの光のドアがあるんだ。」

『ドア？じゃあ途中のドアに入ればいいじゃねーか、わざわざ限界まで行かなくても』

キド「...ダメなんだ
本当に限界になるまで...途中に見えてくるドアは全部あの世に繋がっているよ。
そして限界に達したとき真っ正面に
ひとつのドアが見えてくるそこに入るんだ」

『あ、あのよ？』

キド「うん」

『...そーか...分かったよ』

キド「ちなみに今のキミの体力は三次元にいた時の体力だよ。」

『ぇそんなのすぐ終わるじゃん。』

キド「そうだね。
これは俺からのサービスさ。」

『ん。あんがと』

キド「じゃあ俺はここら辺で...ちゃんと限界まで

行くんだ。」

『...よし』

　

キド「ｱ,ｱﾄ,ﾃﾞﾊﾞﾝﾌﾔｼﾃ」