7話 ページ8
降谷「警察官になるんだ。」
「警察官、?」
降谷「ああ。ヒロと一緒になろうって約束した。」
「そうか...」
降谷「なあ、Aも決まってないんなら、俺らと一緒にならないか?」
「警察官、か。」
降谷「ああ。」
俺には無理だ。
なんせ、黒の組織に所属している時点で。
「考えるよ。」
降谷「そうか。」
「ゼロは、」
降谷「ん?」
「ゼロは向いていると思う。警察官。」
降谷「ふっ、ありがとな。」
俺はいつか、
降谷に捕まえられる日が来るのだろうか。
でも、
それならいい。
そう思った。
俺は高校に上がり、『アラック』というコードネームを貰い、任務にも出るようになった。
ベル「おかえり、アラック。」
「いたのか。」
ベル「ええ。撮影が早く終わってね。」
「で?何が用があるんだろ?」
ベル「流石ね。今夜9時、米花町で取引がある。」
ベル「アラック、あなたも来なさい。」
「何故俺まで?」
俺がする任務は、主に殺しだ。
銃の腕前や身体能力の高さを買われてだ。
ベル「ジンが来れなくなったのよ。」
「またNOCの始末か。」
ベル「ええ。」
「わかった。」
ベル「助かるわ。じゃあ、また後で。」
俺は部屋に戻り、愛銃のベレッタM92の弾を詰めた。
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作者名:Autumn | 作成日時:2019年6月25日 17時