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6話 ページ7

『私と付き合ってください...!』




俺らは無事に小学校を卒業し、俺は2度目の中学生になった。




今日は入学式。




早速告白された。




告白してきたのは隣のクラスの相田という女子だ。




「悪いけど、ごめん。」




こう見えてなかなかのイケメンになった俺。




だが、中身は29歳。




彼女とやらを作る気はない。




相田が泣きながら走り去っていく。




降谷「いいのか?断って。」




「興味ない。」




降谷「ふっ、ほら、行くぞ。」




降谷とは同じクラスになった。




担任は男で、西澤というらしい。




西澤「では、1人づつ自己紹介して下さい。」




面倒なのが始まった。




俺とゼロは、通路を挟んだ隣の席。




俺の順番も終わり、ゼロの順番が回ってきた。




一気に女子の目が輝く。




そして、次に聞こえてきたのは、




「松田陣平です。よろしく。」




ん?




今なんて?




「諸伏景光です。よろしくお願いします!」




おいおい、嘘だろ?




そして、自己紹介等が終わった休憩時間。




諸伏「降谷!よろしくな!」




松田「俺は松田だ。よろしく。」




降谷「あぁ!ゼロって呼んでくれ!」




松田「ゼロ?」




諸伏「あぁ!零だから!?」




松田「なるほど。」




降谷「そう!こいつがつけてくれたんだ!」




降谷「な!A!」




「あ、あぁ。」




まずい、こいつらが現れたということは、こいつらが死ぬ運命は決まっている。




どうするべきか。




諸伏「よろしく、成瀬!」




「あぁ。」




降谷「お前ら2人は幼馴染なのか?」




松田「あぁ。」




なんかめっちゃ馴染んでるし。




なんか仲良く?なった俺らは、
「顔面偏差値が高い4人組」としてなんか有名になった。




相変わらず勉強はつまらなすぎた。




諸伏「おい成瀬!お前また学年1位だって、?」




降谷「Aは頭いいもんな!」




松田「お前もだろ!」




勉強だけならまだしも、




『付き合ってください!』




これが多かった。




「ごめん、」




興味が無く、全て断っていた。




そして俺ら4人は、都内で1番の進学校の高校に進学した。




そこでも、中学のような生活は変わらなかったのだが。




高2の秋だった。




その日も降谷と一緒に帰っていた。




降谷「Aは将来何になるんだ?」




「将来?」




降谷「あぁ。俺はな、」




降谷「警察官になるんだ。」









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作者名:Autumn | 作成日時:2019年6月25日 17時

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