killer

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6話ページ6

You,side

どうしてこうなった。

ポアロで知り合った奴等の情報を調べた次の日、

銀行に金を下ろしに行ったはず。

『全員その場に座れ！』

『騒ぐんじゃねぇぞ！！』

銀行強盗に遭遇

俺も大人しく指示に従う。

『全員携帯出せ！』

3人いるうちの1人が袋を持って来た。

2つあるうちの普段用の携帯を入れる。

全ての人質の携帯を没収したところで、

リーダー格の男がタイマーを30分にセットした。

『今から30分ごとに1人殺す！』

『変な動きしたらそいつを殺すからな！』

他の人質はみんな怯えている。

その中に、怯えてないガキがいた。

そう、江戸川コナンこと、工藤新一だ。

そいつの近くには、同じくらいの子供が3人。

カチューシャをした女の子と、

太った男の子と細い男の子だ。

何やらブツブツ話している。

まさか...

『おい！そこのガキ！何話してる！？』

江戸川コナンに拳銃が向けられる。

そして男がニヤリと笑った。

『決めた。お前から殺す。』

そしてコナンは男に連れて行かれた。

『公開処刑だ。』

気味の悪い笑い声と共に男が告げる。

「コナンくん！」

一緒にいた子供も不安を滲ませている。

生憎人質は手を後ろに縛られている。

だか、俺にはそんなこと関係ない。

ピピッ

タイマーが30分を告げた。

『ジャスト30分。』

男が楽しそうに言う。

そして男がコナンの頭に拳銃を突き立てた。

俺はバレないように手を縛っているテープを外した。

そして、内ポケットにある銃を取り出す。

怪しまれるだろうが仕方がない。

キーパーソンであるこのガキが死んでは話にならない。

今のところ気づかれていない。

男が安全装置を解除した。

その時、

俺は男の手にある銃に発砲する。

男の銃が吹き飛んだ。

『...っ！』

『警察か！？』

人々の視線が俺を見た。

コナン「Aさん...！？」

「すぐにその子供を離せ。」

他の2人は拳銃を俺に向けた。

「やるか？この俺と。」

俺はすぐに右側の男の手に銃弾を撃ち込み、

左の男の手にも銃弾を撃ち込んだ。

『...っ！』

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