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「おはよ、て何その顔!?」
「うぅ…愛菜ぁ、お兄ちゃんに怒鳴られた」
「そっかぁ…って怒鳴る!?
普段めっちゃ温厚なあの直己さんが!?」
桜智の言葉に頷いた。
今日朝一番に、大声で怒鳴られたよ。
2日連続で今市さんにお世話になるなー!って。
でも私全く覚えてないんだよね。
そのことを話すと、愛菜はニヤニヤ。
「もしかして、その今市さん て人に来てって電話しちゃったとか?」
「なっ、ないない!」
それだけは、ないっ!
今市さんに電話なんて 恐縮すぎてできない。
広臣になら…ってあれ?
「私、広臣に電話したはず…え、なんで今市さんが?」
「なるほどぉ〜 Aさん、間違えて今市さんに電話しちゃいましたねっ??」
「うえぇーー!?」
私の大声に周りの職員の目が痛い、、
でも、だって、
間違えて電話しちゃうとか失礼すぎない!?
急いで携帯の通話履歴をみると、そこには "今市" の文字が。
「……うそ」
「ほーらね? 好きなんじゃない?」
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作者名:あき x他1人 | 作成日時:2019年12月28日 23時