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「では、取材させてもらいますっ!」



「はーい」



「ケンチさんは、大手食品会社をお父様からお継ぎになったという事ですが…」






インタビューは1時間ほどで終わったけど、待つ方にとってはとても長いはず。



早く行かなきゃ。






「Aちゃん、

今日久しぶりに飲みに行かない?」






だからケンチさんのお誘いには、ビックリしてしまった。



だってそんなの想像してなかったし



これから将吉さんと会うんだもん。






「え…っと、これから将吉さんと」



「将吉か〜俺ならダメかな?」



「分かりません、聞いてみますか?」



「そーだね。断られたら今日はやめるよ」






質問した内容を机に置き、急いでケンチさんとロビーに向かった。






「将吉さん、お待たせしました!!」



「Aちゃん!…とケンチさん」



「俺も、飲みに連れてってくれないかと思って」






そうケンチさんが聞くと、将吉さんは少し間を置いてから頷いた。






「Aちゃんが、いいんなら」



「私は…ケンチさんもいたら楽しいですけど、」



「じゃ、決まりだね」






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作品ジャンル:恋愛
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作者名:あき x他1人 | 作成日時:2019年12月28日 23時

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