Takanori ページ3
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「起きて、もう朝だよ?」
毎朝、綺麗な声で起こされる俺。
すこしだけ目を開ければ、可愛いすっぴん。
一番に寝起きが見れるのも醍醐味で。
そんな俺って…ちょー幸せ者じゃない?
「ほーらっ、起きないと遅刻するから」
そんなんで起きるわけねーしー。
もうちょっとだけ、温もりを感じてたい。
ぎゅ と抱きつけば諦めたように待ってくれる。
そんな彼女が大好き。
「ねーちゃん♡」
そう、彼女は俺のねーちゃん。
あ、シスコンとか言わないでね?
違うから。
ただちょこーっとだけ、普通より好きなだけ。
俺のねーちゃん、すげぇ可愛いし。
ずっと見てられるもん。
それにこれは俺だけの秘密なんだけど
ぎゅーって抱きつけば……割と大きめの お っぱいに顔を埋められるんだ♪
幸せじゃない?
ねーちゃんはそれに気づいてないみたいだし。
あっ、
唯一の短所は柔らかくて気持ちいいから つい寝ちゃうこと…かな?
「うそ、起きて!わたし遅刻しちゃうから〜!
たかのり!!」
まあさすがに遅刻は、申し訳ないな。
そう思いゆっくりと離してあげる。
こうして俺の毎日は始まる。
毎朝、ありがとね。ねーちゃん?
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作者名:あき x他1人 | 作成日時:2019年12月28日 23時