- Prologue - ページ1
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彼は 平和で裕福な王国の王子様。
『初めて会った時から君のことが好きだ』
そう、彼は彼女に一目惚れをしたの。
少し照れた表情の彼は、恥ずかしがりながらも真っ直ぐと彼女を見て言った。
『僕と、結婚してください』
『…よろこんでっ』
笑顔でそう答えた彼女を
王子様は微笑んでお姫様抱っこして
白馬の馬の上に乗せてあげるの。
『君だったんだね、僕の運命の人は』
そういった彼は
後ろから彼女を強く抱きしめ耳元に囁いた。
『これからお城へ行こう』
『はい、』
動きだした白馬は、お城へと向かい
2人の姿はだんだんと小さくなっていく。
…よくみる、この夢は
きっとシンデレラが幸せになるシーン。
いつか実現する日を密かに待っているの
ちいさい頃からずっと 憧れて来たから
シンデレラみたいな恋をすることを
–––––––なんてね。
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作者名:あき x他1人 | 作成日時:2019年12月28日 23時