関係性、隣人 [Ryusei.Y] (ページ40)

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２人に明日お弁当を作って来て欲しい、とお願いされた。

そんなことで良いのかと思ったが了承した。

お昼から戻った部長に買い出しを頼まれ、スーパーへ。

メモにあった物を買って会社に戻る途中

？「Aちゃん！」

げっ…

『…Aくん、偶然だね。』

A「そうだね！２回も同じ場所で会うなんて、運命的じゃない？Aちゃん今って時間ある？」

しゃべりながら少しずつAくんが近づいて来る。

『今お使いの途中だから、急がないと怒られちゃう、』

少しずつ距離を取ろうとするのに、Aくんはどんどん近づいて来る。

A「ちょっとくらい駄目？あっ、会社ってどこ？歩きながら話そうよ！」

(なんでグイグイ来るの？怖いよ…！)

『いやいや！…ほら、会社の人に噂されたくないんで！
ごめんなさい！本当に急ぐので！』

Aくんから離れて会社へと走る。

(久しぶりに走るからキツイよ～！)

途中で振り向いたら、もうAくんはいなかったけど、怖いから走り続けた。

『ただいま戻りました。』

部長に買い出しの袋を渡して席に戻る。

それからずっと定時まで、集中していたから

Aくんがメッセージを送って来ていたのに気づかなかった。

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久美「じゃあA、明日のお弁当楽しみにしてるね！
希望はハンバーグ！」

『わかった！』

今日はお弁当の材料を買いに、スーパーに寄って帰る。

いつもより多めに買ったから、袋が重い。

でも、喜んでくれるといいなぁ。

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