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久美「ところで、その彼って、イケメンなの?」

『イケメン…の部類に入るかな?』

久美「誰に似てる?」

『えっと…、横浜流星…とかかな?』

(本人なんて絶対言えない!)

久美「うそ!めちゃくちゃカッコいいじゃん!!」

大西「お前は結局顔かよ。」

久美「うるさい。
彼女らしき人は?可愛いってAより?」

『もちろん!比べ物にならないくらい!女優さんみたいに可愛くてキレイ!!』

(本当に女優だし…、
写真で見る限り、本当にお似合いなんだよな。)

久美「何言ってるの?Aも十分可愛いよ?
横浜流星と並んでてもお似合いだと思う!」

『久美ちゃん大げさだよ…』

大西「Aの彼氏が横浜流星だったら、Aファンはなんも言えないな。」


(相手が本物の横浜流星だって知らないから、2人共勝手なこと言って!)



居酒屋を出て、かなり酔ってる2人を連れて駅まで歩く。



久美「あっ、横浜流星!」

『えっ?…久美ちゃん、それはポスターだよ?』

久美「このやろ!Aにこんな顔させて!許さない!」

大西「そうだそうだ!」

駅に貼ってあるポスターに絡む2人。

完全なる酔っぱらい。

『久美ちゃん、大西くん!それポスター!しかも人違い!
ほら、そろそろ電車来るから行くよ?』

2人の腕を掴んで改札へ向かう。

久美ちゃんと大西くんは同じの路線らしく、改札前でバイバイ。

久美「いい?A、ちゃんと彼と話しするんだからね!」

『わかった。わかったから、電車来てるから!』

久美「絶対だよ!じゃあまた明日ね!おやすみぃ!」

ご機嫌な久美ちゃんを大西くんが支えてホームへと消えて行った。




.




久美ちゃんに言われたように、ちゃんと流星の話しを聞こう。


お世話でも、2人に流星とお似合いって言ってもらえて嬉しかった。




.




流星、いつ帰って来るんだろう?






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作者名:どんぐりねずみ | 作成日時:2020年10月12日 21時

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