我々だが大好きすぎる女子高校生のお話 (ページ3)

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02. 脳内トークページ3

『……あぁぁぁ、やらかしたぁぁぁっ！』

周りからの視線がちょっと痛いですAです

さっきの自己紹介で長々と喋り続けてしまったことに今更ながら悔やんでおります

絶対変なやつだと思われたよね？
だって

名前、番号、誕生日、部活、もしあればその他

っていう内容指定されててあんなに喋るなんて私ぐらいしかいないもん
あ、｢もん｣とか言っても可愛くないね
ごめんなさい

あと、私の自己紹介の後みんなの顔が引きつってたし私が話してる時先生の顔に

(うわ長い長いやめろやめろなんだコイツ忍田ってこういうやつやったのか俺の中の問題児クラス行き確定や、うわ～でもこれでも頭はいいんだよなくっそしかもこいつ絵描くの上手いから結構役に立つんだよなくっそ……何も言えねえ……)

って書いてあったんだよね
最初、え？めっちゃ悪口言うやん！って思ったら最後の方私のいいとこ理解してくれてて嬉しかった

てか、問題児クラス行き確定やってめっちゃ嬉しいんやけど！！！

だって、魔主役のゾムさんと一緒だよ！
アブノーマルクラス行き確定だよ！

こんなに嬉しいことないよね

しかも、絵が描けるの役に立つんだーって思った

とりあえず先生に頼まれたことはちゃんとやろ
今の私の第一印象｢うるせー女子｣だから早めに誤解をとかないと

クラスに貢献するって大事だからね！

あと、先生｢確定や｣って言ってたんだよね
あとその前にも｢こういうやつやったのか｣って

｢確定だ｣とか｢こういうやつだったのか｣じゃないんだよ！｢だ｣が｢や｣になってんの！！

ちょっと関西弁混じってて興奮した←

あ待って、興奮したってちょっと語弊があるわ
違う意味でとらえられそうヤバいヤバい

えっと、すごくワナワナした？違うな、ハラハラ？ドキドキ…ではないな、えぇっと、んーっと、その、

｢関西弁！！！うおぉぉぉぉぉぉ！！！｣

って感じがしました！

はい、ごめんなさいふざけました

まあそんなこんなでただ今下校時間です

私が脳内でベラベラ喋ってる間に先生のお話が終わってました

明日の予定とか聞いてないよ
やばーい

ま、いっか、私の唯一の大親友に聞こーう！

｢おーい、Aー帰ろー｣

うぉううぉう、噂をすればやって来ました

『おおーももか～、一緒に帰ろーぜ』

こちら、私の大親友こと杉浦ももかでございます