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01. いつもの朝 ページ3
リリリリリッッ
『んー』
リリリリリリリリッッッ
『うーん……』
リリリリリリリリリリリリッッッッ
『ん〜、っるさい!』
ガッシャーンッ!!
『…あ、またやったわ』
柔らかな日差しの中、小鳥のさえずりで目を覚ますーーー なんてことはある訳もなく
私はだんだんと覚醒する意識の中、止める勢いで壊してしまった目覚まし時計のパーツを拾い集める
『あーあ、これで今月3個目だ』
また買わなきゃなあ〜、なんて呟きながら片付ければ時刻はもう7時
まだお日様の香りの残る制服に身を包み、昨日買っておいたメロンパンを口にくわえて家を出る
歩きながら髪をくしでとかし、道中にあるコンビニに寄ってお昼ご飯を調達
そこで買ったいちごミルクを飲みながら、スマホで今日の予定を確認する
特に目立った予定は今日もない
『はぁ……』
あーあ、また始まる
何の変哲もない生活を、私は繰り返す
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作者名:空き缶 | 作成日時:2021年4月25日 19時