【約束のネバーランド】未来への扉 (ページ5)

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"各問い、10秒以内に答えなさい"

毎日のように行われるテスト。
答えを導き、正解のバーコードを専用機で読み込む。

ママからは将来の為だと言われ、小さい子達も真剣に机に向かう。

「まあ、半分は行ったろう！」
「いいなぁ、私なんか全然…」

「それじゃあ結果を返すわね。
ノーマン、エマ、レイ、A。凄いわ4人共、また満点フルスコアよ！」

「いえーい！」

「やっぱちげぇなー、あの4人は。」

ダントツの頭脳を持つ天才ノーマン、
その天才と互角に渡り合える知恵者のレイと
一度見たものは何でも記憶してしまう英才のA、
抜群の運動神経と学習能力で3人を追いかけるエマ。

「あのレベルが一度に4人、ハウス史上初だって。」

「ノーマン！鬼ごっこで勝負だ！！」

ドンの挑戦的な声に困り顔のノーマン。
兄妹達に人気のノーマンにドンが突っかかるのはいつものことだ。

『皆のお兄ちゃんは大変ね。』

「はは、Aだってすっかり妹達のママじゃないか。」

ノーマンがお兄ちゃん、私がママ…

『じゃあ、パパはレイ？』

「ごめんだね。」