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ス｢めちゃくちゃ凄い事じゃないですか？｣
紫｢そうですかね？笑 ありがとうございます｣
ス｢他の皆さんは知ってるんですか？｣
紫｢いや…？どうなんでしょう？僕からはなんも言ってないんでわからないですね｣
ス｢そういう話しないんですか？｣
紫｢自分から話すのってめちゃくちゃ恥ずかしくないですか？ ？だから自分からはあんまり言わないようにしてます笑｣
そう話す彼はどことなく照れくさそうだった
…
紫｢うわー懐かし｣
四ノ宮桃矢は、デビューを目前にして幼い頃過ごした兵庫県のとある公園に来ていた
紫｢え、ブランコ変わっとうやん…俺ん時こんなんじゃなくてタイヤのブランコでしたね笑｣
ス｢出身が兵庫県なんですね｣
紫｢10歳まではこっちで過ごして、父親の仕事の関係で神奈川に引越したんで｣
懐かしそうに話す四ノ宮には会いたい人が居た
幼馴染1｢よっ！｣
紫｢うわ、久しぶり！元気？｣
幼1｢元気元気｣
幼馴染2｢いつも動画見とうで｣
紫｢まじ？ありがとう｣
幼馴染3｢あんなギターできるなんか知らんかったわ｣
紫｢向こう行ってからやり始めたからな｣
幼2｢動画見てびっくりしたわ｣
紫｢全然びっくりしとう顔ちゃうけど笑｣
幼3｢桃矢は？元気やった？｣
紫｢おん元気元気｣
幼1｢4人で会うの何年ぶり？｣
紫｢それこそ10年以上久々やない？俺こっち来ても誰か1人来れんとか普通にあったし｣
幼2｢俺らここ3人はしょっちゅう飲みに行っとうけど桃矢入れて4人は中々厳しいもんな｣
紫｢ホンマやで笑…今日3人にはちゃんと伝えたい事があってさ｣
幼ｽﾞ｢｢うん｣｣
紫｢1/22にSixTONESっていうグループでデビューします｣
幼2｢おめでとう｣
幼3｢ただでさえ遠かったのにさらに遠くなりそうやな｣
紫｢んな事ないよ｣
幼1｢大変やろうけどあんま抱え込むなよ｣
紫｢…うん笑｣
幼2｢たまにはこっち来て飲もうや｣
紫｢せやな｣
幼3｢そん時は奢ってもらわなあかんな笑｣
紫｢なんでやねん笑｣
間近に迫ってくるデビュー
かつては【ジュニアの帝王】とまで言わしめた四ノ宮桃矢が見据えるその先は
紫｢SixTONES組んでなかったら辞めてたと思います。先輩のバックに着く事すらほぼなかったですし、グループで何かやるっていうのもSixTONES組むまで本当になかったですし｣
ス｢もしジャニーズ辞めてたら何になってました？｣
紫｢なんやろ…普通に就職とか？ですかね笑｣
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作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年5月15日 19時
