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2014年3月□日
彼がステージに立つのを見た。
来月あたりロスに連れていきたい。
2014年
彼が仲間を連れてきた。
ソロじゃなくてみんなでやりたいって言い出した。
反対したかったけど、あまりにも真っ直ぐな目で見つめてくるので許してしまった。
ダメになった時は必ず彼らから離す。
その時はデビューさせる。
2015年6月○日
舞台に初めてあの子を出させる。
周りの引き立て役になってしまわないか心配だったが、大丈夫みたいだ。
それから、スタッフに慌てて報告された。
僕が選んだ楽曲に彼が関わっていた。
それでこそ僕のMousaだ。
2015年11月
あの子に楽曲制作をさせていいのかと聞かれた。
僕は彼がしたいようにして欲しい。
だから良いといった。
僕はそれを見守るだけ。
2016年
あの子が居るグループが思いの外伸びていない。
心配だ。
2017年
ようやく、日の目を見る日が近づいた。
これからだ。
去年離すか迷った。
ソロデビューさせるか迷ってたから。
僕の見る目は確かだった。
2018年
姪が入ってきて、このノートを見られた。
僕のMousaに目をつけたらしい。
2018年
僕のMousaに手を出したらしい。
身内の手前、1度だけ許すことにした。
本当はクビにしたかった。
2018年
Jr達のMV制作をどこにするのかとなった時、あの子が居るグループを推した。
これから花開いて行くだろう。
2018年
動画を見た。
素晴らしかった。
僕のMousaを、あの子達になら任せられる。
あの事達の事もMousaになら任せられる。
楽曲も素晴らしかった。
2019年
あの子達のグループをそろそろデビューさせる。
僕が目の黒いうちに花開くのを見たい。
2019年
あの子が倒れたと連絡を受ける。
理由は姪だった。
1度でも許したのが間違えだった。
姪はもうここには居させない。
手切れ金を握らせて日本から居なくなるようにした。
本当に申し訳ないことをしてしまった。
2019年
あいつが僕のMousaにとんでもない事をしようとしていた事が分かった。
デビューをさせてあげられなかった。
次はもっと吟味しなくては…
ここでノートは終わっていた。
滝｢ずっとこれを書いてたみたい。｣
紫｢俺、ジャニーさんにこんな風に思われてたんですね｣
滝｢俺もこうなるまで知らなかったけど、ずーっと見守ってくれてたんだよ｣
紫｢俺なんも知りませんでした…なんも…｣
滝｢そりゃあね。あの人シャイだから｣
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作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年4月4日 19時
