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紫｢え？｣
黄｢もっと他に言う事あるでしょ？｣
紫｢あー、心配させてごめん｣
黄｢違うだろ？｣
紫｢…黙っててごめん｣
青｢なんでさ、なんでそんな大事な事言わねーんだよ！｣
紫｢迷惑かけると思って｣
黒｢迷惑なんて思うわけないじゃん。もっと俺らを頼りなさいよ。頼りないかもしんないけど｣
紫｢ごめん｣
桃｢全部1人で抱え込んでさ。そんな事して俺らが喜ぶと思ったの？｣
紫｢いやあの、それは、はい。思ってません｣
桃｢だったら最初からすんなよ｣
紫｢はい、すいません｣
黄｢なんでも1人で解決しようとすんなよ｣
紫｢はい、ごめんなさい｣
緑｢しのだけがめちゃくちゃしんどい思いして俺らなんも知らずにデビューとかさ。そんなんなら俺らデビューしなくてもいいって俺は思っちゃう訳よ。｣
紫｢でも…俺一人が我慢したら良かったわけやし｣
青｢は？お前それ俺ら誰かひとりがお前みたいに抱え込んでても言える？｣
紫｢言えないです。すいません｣
青｢だったら最初から抱え込むなよ｣
紫｢ごめんなさい｣
赤｢しの｣
紫｢うん？｣
赤｢本当に起きてくれて良かった。目が覚めなかったらってずっと不安だったから｣
紫｢ごめん｣
赤｢俺ら7人じゃないと意味ないんだよ？分かってる？｣
紫｢分かったから。やから、みんなそんな顔して泣かんとって｣
みんな段々泣いてきてて、俺怒られとうのになんか笑えそうになっちゃって。
黒｢どれだけ、どれだけ俺らが心配したか分かってる？｣
紫｢ごめんて。そんな泣くなって｣
青｢絶対許さねぇ｣
紫｢ええ…どないしたら許してくれる？｣
緑｢早く元気になって退院して｣
紫｢分かった。5/1までにはちゃんと元気になるから｣
桃｢当たり前だよ。それとだけど、5/1デビュー発表なくなったから｣
紫｢は？え、なんで？俺のせい？｣
きょもにサラッとどデカい事言われて心臓止まりそうになった。
青｢違うから。専務が賄賂渡してレーベル側と色々コソコソやってたみたいで。そことは契約結べないからおじゃんになった｣
紫｢俺のせいやん｣
黒｢専務のせいだよ。お前のせいじゃない｣
桃｢それに専務はジャニーさんの怒りを買ってもう日本に居ないらしいし｣
紫｢え？まじ？｣
黄｢まじまじ。お前が寝てる間に全部解決したから｣
紫｢…え？じゃあ5/1は？｣
青｢令和初日の結成日ライブなだけ。なんも変わんねーよ｣
紫｢デビューは？｣
緑｢延期。滝沢くんがもうちょい待ってって｣
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作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年4月4日 19時
