ストの関西弁5【男主】 (ページ42)

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滝｢でさ、6人に集まってもらったのには話があるからなんだ｣

ST6｢｢はい｣｣

滝｢SixTONESのデビュー発表を延期にしたいと事務所としては考えてる｣

青｢え？｣

滝｢本当に申し訳ない｣

桃｢なんか理由があるんすよね？｣

滝｢…これは昨日判明したんだけど、専務がお前らと契約してもらう予定だったレーベルの役員を買収してお前ら7人が3年後にはバラバラになるように仕向けるつもりだったらしい｣

緑｢なんすかそれ…｣

滝｢俺もジャニーさんもまさかそこまでして執着してるなんて考えもしなかった…本当に申し訳ない。そのレーベルと契約するのは流石にまずいから切った。でも、絶対お前らデビューさせるから。ちょっとの間待っていて欲しい｣

黄｢滝沢くんなんも悪くないんで、謝らないで下さいよ。むしろお礼をこちらから言わせてください。そんな所と契約しなくて良かったです。ありがとうございます｣

赤｢こーちの言う通りっすよ。滝沢くんもジャニーさんもなんにも悪くないんで、俺らは大丈夫なんで。逆に、変なところと契約しなくて本当に良かったです。ありがとうございます｣

滝｢そう言ってくれると助かる。ありがとう。じゃあ話は以上だから。不安だろうに集まってもらってごめんね｣

そう言うと滝沢くんは出ていった。

緑｢しの、なんで俺らには話してくれなかったんだろうな｣

青｢ほんとだよな｣

緑｢そんな話せないほど、俺らって頼りなかったのかな…｣

桃｢多分だけどそれは違うと思うよ｣

赤｢大我どういうこと？｣

桃｢SixTONESの事が大切すぎて言えなかった。それだけだと思う｣

黄｢なんで分かるの？｣

桃｢勘｣

黒｢勘ってまた適当な…。でも俺も京本と一緒の考えだわ。桃矢俺らの事が大切だから、どうしてもSixTONESとしてデビューしたかったから、脅されても相談しなかったんじゃないかな。馬鹿だけどね｣

桃｢ホント馬鹿だけどね。滝沢くんと内緒にしてる話も教えてくれないしね｣

黒｢ホントだよ。いつまで隠してるつもりなんだか｣

青｢こんな時に言うのなんだけど、お前ら結構ウマが合ってきた？｣

桃黒｢｢合ってない！｣｣

赤｢あってんじゃん！｣

そして今日、桃矢は目覚めた。

その連絡を雪翔から受け取った俺らは速攻病院に向かった。

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