ストの関西弁5【男主】 (ページ38)

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桃side

昨日の夜から連絡がつかなかったしのに、どういうつもりか聞きたくて早めに着いた俺と樹。

それよりもしのが早く来ていた。

酷い顔色をしてる癖に、ヘラヘラとしてこっちに挨拶してきた。

なんだよあいつ、俺らがめっちゃ心配したのに。

そう思ってたら、飲み物飲んでたしのが急に倒れた。

…は？

桃｢しの！？｣

青｢桃矢！？おい、大丈夫か！？｣

急に倒れたしのは、痙攣した後に意識を失った。

ス｢誰か救急車よんで！｣

桃｢しの！しの！しっかりしろ！｣

俺と樹が体を揺さぶっても起きないし、顔色はどんどん悪くなっていった。

ス｢今救急車よんだから！誰かタオル持ってきて！体あっためる！｣

ス｢分かりました！｣

青｢桃矢！しっかりしろ！おい！｣

ス｢樹くん、今あんまり動かさない方がいい｣

青｢あ、すいません…｣

ス｢しのくーん、もうすぐ救急車来るからね〜、ちょっと体横に向けるよー｣

スタッフさんが応急処置をしてくれてる間俺らは何も出来なかった。

黄side

レッスン場にもうすぐ着くってなった時、後ろから救急車の音がしてきた。

何かあったのかなーって思ってたら、レッスン場の前で止まった。

え、誰か怪我とかしたやつ？

そう思ってると知ってる声と人がでてきた。

桃｢しの！しっかりしろ！｣

青｢桃矢！おい桃矢！！｣

…え？

しの？

担架に乗ってるのがしの？？

思わず呆然としてると、スタッフさんと隊員の方が乗って救急車は行ってしまった。

俺は思わず走って2人に近づいた。

黄｢樹、大我何があったの！？｣

桃｢なんか飲み物飲んだら急に倒れた…｣

黄｢え？｣

青｢その後痙攣起こして、そのまま意識がなくなって…｣

黄｢まじ？｣

と入口で話をしてるとスタッフさんから呼ばれた。

ス｢3人ともどうする？病院行くよね？俺のでよかったら乗せてってあげれるけど｣

黄青桃｢｢行きます｣｣

って、3人とも連れて行ってもらった。

後の3人も、病院に他のスタッフさんが連れていってくれるらしい。

早く意識が戻ったらいいな位に思ってたけど、着いた先で信じられないものを目にした。

あの光景は多分一生忘れられない。

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