ストの関西弁5【男主】 (ページ35)

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岩｢…あれ？｣

深｢ん？どした？｣

岩｢しのって、あっちから来たよな？｣

深｢うん｣

岩｢あっちにあるのって専務の部屋しかなくね？｣

深｢あ…確かに｣

岩｢それにあいつのやつれた感じ、なんかやばくね？｣

深｢確かにかなりやつれてたよね…樹たち知ってんのかな｣

岩｢わかんねぇ…連絡してみる？｣

深｢そうだね。あと滝沢君にも一応言っとく？｣

岩｢とりあえず樹たちだけでいいんじゃね？俺連絡しとくわ｣

深｢よろしく｣

樹たちももちろん分かってて何も言ってないとかだったらいいんだけど…。

この時、俺たちは文面でしのが専務の部屋から出てきたのを伝えた。

LINEを送ってから直ぐに事務所の人の所に行ったから返信に全然気づかなかった。

じゅりまじですか!?まだ桃矢近く居ます?
じゅり不在着信
じゅり不在着信
じゅり桃矢と連絡取れないんすけど、先生達からも連絡入れてくれません?
たろ樹から聞いたんだけど、しの見たの何時頃?これみたら連絡してくれない?
まつむらあいつにあった時どんな話しました?
Taigaねえ、しのと連絡取れないんだけど知らない?
JSまだ事務所いる?そっち行っていい?
こちゆご夜遅すぎてあいつんち行けないんで、あった時どんな様子だったか教えてくれません?

こんな大量のLINEが送られてくるだなんて思ってもみなかった。

打ち合わせ終わったのが夜12時。

そっから雑談をちょっとして連絡来てるのを知ったのが30分後。

ビビった俺たちはとりあえず樹に電話をかけた。

青｢もしもし師匠？桃矢どんな感じでした？何話ししたか知ってます？｣

深｢おいおい、ビビらすなってちょっと落ち着け！｣

ワンコールもしないうちに出たからビビった。

青｢すんません…てか師匠たち返信遅すぎません？何してたんすか？｣

深｢打ち合わせだよ！…連絡遅くなったのはごめん。知らないとは思ってなかったから｣

青｢顔色はずっと悪かったんすけど、熱は無いし本人も大丈夫って言ってる状態で弟に聞いたら『なんか新しい曲でもするじゃない？』って言われて、俺らもサプライズかなんかかもって思ってたんです。でもあの女の部屋から出てきたんなら、話は別です｣

深｢なるほどねぇ…ま、専務が何かしたっていう証拠はないんだよね。俺らも部屋から出てきたって事しかしらないし｣

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