ストの関西弁5【男主】 (ページ28)

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しのside

4月上旬

ライブに向けて今日も練習をしていたら、滝沢くんがやってきた。

滝｢みんなちょっと来てくれる？｣

ST7｢｢はい！｣｣

滝｢お前らのデビューが決まった。よく今まで頑張ったな｣

赤｢…HE？｣

滝｢5/1にライブで発表だから｣

黄｢デ、デビュー…？ですか？え？え？｣

滝｢だからそうだって言ってんじゃん｣

黒｢え、ドッキリとかじゃないですよね！？｣

青｢滝沢くん巻き込んだYouTubeドッキリとかじゃないですよね？｣

滝｢お前らYouTubeに慣らされすぎだろ笑ドッキリでも何でもないって笑｣

デビュー…デビュー…って、

あのデビューよな…？

緑｢しの？なんか固まってない？｣

紫｢え？あ…？｣

桃｢何泣いてんの笑早くない？｣

紫｢？え？泣いとう？｣

黒｢泣いてるよあなた笑ほら｣

北斗が指で俺のほっぺを触ったら、確かに濡れてる感覚がした。

青｢お前それにも気づかないとかどんだけだよ笑｣

紫｢やって…｣

赤｢もー！しの泣かないでよ！つられちゃう〜｣

黄｢なんでジェシーも泣くんだよ！！笑｣

赤｢だって〜｣

滝｢泣くほど嬉しかったか笑良かったな｣

紫｢はい。ありがとうございます…ｸﾞｽﾞｯ｣

滝｢ほらもう泣くな泣くな。これからなんだから笑詳しい事はまた今度話すから。今日はとりあえず報告だけな。分かってると思うけど、まだ誰にも話すなよ｣

ST7｢｢はい！｣｣

滝｢じゃ話はそれだけだから。俺帰るわ｣

ST7｢｢お疲れ様でした！｣｣

滝沢くんが帰ってからは7人でこれからの事についてかなり盛り上がった。

これからどこのレーベル所属になるんだろうとか、どんなデビュー曲だろうとか、夢のドーム公演もいつかできるかなとか、たくさんたくさん語った。

…

数日後

レッスンが終わってみんなと別れて帰ろうとしてたら、声をかけられた。

女1｢あれ、四ノ宮くん？｣

ファンか？と思いながら振り返ると見知った顔があった。

紫｢あれ、確か隣のゼミの…｣

女1｢そうそう！久しぶり〜！元気だった？｣

紫｢もちろん。そっちは？就職？｣

女1｢就職したした！あそこのビルで働いてるの｣

紫｢まじ？世間狭いな｣

女1｢ほんとだね笑あ、そういえばYouTube見てるよ｣

紫｢ほんま？ありがとう笑｣

女1｢ジェシーくんと森本くんめちゃくちゃ面白いね｣

紫｢やろ？笑あいつら笑いにまじで本気やから｣

女1｢わかるわ〜｣

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