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滝｢本場で勉強してきただけあって、本物を見分ける力は凄いよ。だから変にここでも頼りにされちゃって権力を持ちつつある｣
紫｢ええ…｣
滝｢俺も目の敵にされちゃってねぇ。なんか躍起になってるみたいよ｣
紫｢ジャニーさんはなんか言ったりしないんですか？｣
滝｢今の所は何も。何か大きな失敗をした訳でもないし、お姉さんの姪っ子でもあるからね。でもまあ、しののこれを見たらちょっと怒りそうな気はするけどね｣
紫｢あの、滝沢くん｣
滝｢ん？どした？｣
紫｢あの人に聞いたんですけど、俺がSixTONES入ってなかったら2017年にはソロデビューさせてたってジャニーさんが言ってたらしいんですけど、本当になんですか？｣
滝｢何そんなこと言ってたの？｣
紫｢はい｣
滝｢俺はジャニーさんにそういうの聞いた事ないけど、しのの事はずっと気にかけてるよ｣
紫｢え、そうなんですか？｣
滝｢『ソロの時も凄く輝いてたけど、SixTONESに入ってからは優しく輝くようになった』って言ってた。『加入に反対だったけど今はこれで正解なのかもしれない』ともボヤいてたし｣
紫｢そうなんすね｣
滝｢ジャニーさんともあんまり話した事ないでしょ？｣
紫｢はい｣
滝｢ジャニーさんはね、しのを自由にする事で、成長出来る存在と見てるみたいだったよ。だから必要以上に関わらずにいるみたい｣
知らなかった。
同期の勝利やジンはジャニーさんと話してるのを結構見たのに、俺にはあんまり話しかけてくれなかったし、俺から話そうとしてもあんまり話してくれなかったから。
滝｢しのはジャニーさんのお気に入りでもあるし、秘蔵っ子でもあるからね。そこに専務は目をつけたのかもね｣
紫｢ええ迷惑すぎるっすわ｣
滝｢だよねぇ笑…そういえば、父親とギターの先生についても色々聞かれたんだって？｣
紫｢そうです。後は交友関係とか恋人は居るのかとか色々と個人的な事を他のJrが聞かれたみたいです｣
滝｢結構聞かれてるね笑 んで、恋人とか今いるの？｣
紫｢高校までは居たんすけど、今はもういないです｣
滝｢ちゃっかり青春してんじゃん｣
紫｢からかわんとってくださいよもう笑｣
滝｢ごめんて笑 父親と先生は？どんな人なの？｣
紫｢父親は音楽関係の営業のサラリーマンで、先生は父の飲み友でその縁で先生してもらってるだけです｣
滝｢結構ざっくりだね笑 その先生って、下山さんの弟子なんでしょ？｣
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作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年4月4日 19時
