ストの関西弁5【男主】 (ページ20)

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紫｢シティホールっすよね？？あそこに伝手あるからちょっと相談する｣

ス｢伝手あるってしのくん、そんな事して大丈夫？｣

紫｢あのクソアマの言う事聞く俺らやと思ってます？｣

ス｢思ってもないけど…｣

紫｢ここにいるスタッフさんには迷惑かけへんので。ええやんなみんな？｣

青｢当たり前だべ｣

桃｢なんか燃えるわ｣

赤｢逆にね？？｣

緑｢売られた喧嘩は買うしかねぇよなぁ？｣

黒｢んじゃ俺とりあえずセトリ考えたんだけど見てくれる？｣

黄｢見る見るー！｣

ス｢お前ら…分かった。なんにも知らないフリしとくわ。滝沢くんだけには報告しとこうか？｣

紫｢俺からしときます。ちょっと話したい事もあるんで｣

ス｢分かった。後さ、舞台構成や立ち位置なんかのリストも渡されてるんだけどどうする？｣

紫｢貰っときます。いつ見に来るかわかんないんで表向きはそれで練習して裏では全部俺らだけで何とかやります｣

ス｢…振り付け師は多分、みんなの味方じゃないかな？｣

桃｢え？｣

ス｢新しく来た専務、結構反感かってるのよ。現場の意見は無視するし、ジャニーさんや滝沢くんの意向も無視して進める所があってね。ただジャニーさんの身内だから大人しく従ってるって言う人も多くてね。振り付け師は長くここに居る人たちが多いから余計、良く思ってない人が多いと思う。それ以外はちょっと分かんないけど。1回話してみてもいいんじゃないかな？｣

赤｢分かりました。ありがとうございます！｣

ス｢って僕は何も知らないけどね｣

紫｢はは笑まじでなんも知らない振りしといてください笑｣

ス｢はいはい｣

まじで覚えとけよあのクソアマ。

…

事務所で全員で打ち合わせをしてから数日後、俺は滝沢くんに呼ばれて都内の個室居酒屋へと来ていた。

ｶﾞﾗｯ

滝｢おまたせ四ノ宮〜遅くなってごめんね｣

紫｢いや自分も今来たとこなので大丈夫です！｣

滝｢とりあえず食べながら話そっか。メニュー貰っていい？｣

紫｢はい！｣

滝｢で、写真で送ってくれたやつ見せてくれる？｣

紫｢はい、これです｣

滝｢ありがとう。…あー確かにこれはだいぶあからさまだね笑｣

紫｢ですよね｣

滝｢ジャニーさんに知らせたりした？｣

紫｢下手に言って揉めてもあれなんで言ってないです｣

滝｢それで正解だわ。変に権力持ってるからねあの人｣

紫｢そーなんすか？｣

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