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席順
桃黄赤緑黒紫青
の設定です。
U字の長い椅子に座ってる感じです。
青side
あれから楽屋を出てカラオケに来た。
なんでカラオケに来たかは分かんない。
気づいたらきょもと桃矢が連れて来てくれてた。
全員座ってるけど、誰1人何も話そうとしない。
あの専務が言ったことにムカつきはしたけど、全部本当の事だった。
だから、何も言い返せなかった。
俺がいるせいでデビューなんて出来ないとか、今まで散々言われてきた。
でも今日のは結構キたなぁ…。
紫｢樹｣
青｢ん？｣
紫｢ん｣
何故か桃矢が俺に向かって両手を広げている。
青｢なに？｣
紫｢泣くなよ｣
青｢泣いてねーし｣
紫｢いいから｣
本当に泣いてないのに、抱き寄せられた。
その瞬間、分かんないけど目が霞んできた。
紫｢ごめんな。かなりキツかったよな｣
青｢お前が謝る事じゃねぇし。泣いてねぇって言ってんじゃん｣
紫｢はいはい｣
そう言いながらも目の霞は無くならなかったし、段々酷くなってきた。
ちょっと抱きしめられてるのが緩んだと思ったら、北斗に話しかけた。
紫｢北斗も、ほらおいで｣
黒｢俺は別に大丈夫だから…ｸﾞｽｯ｣
紫｢ええから｣
北斗も目が霞んでたみたいで桃矢に抱き寄せられていた。
黒｢…なんも言い返せなくてごめん｣
紫｢なんで謝んの。なんも悪いことしてへんやん｣
黒｢でもあの女が言ってたこと、全部本当だったし…｣
紫｢あそこまで俺らの事把握してんのキモすぎやけどな｣
黒｢確かに笑｣
赤｢しの｣
紫｢ん？｣
赤｢本当にいいの？｣
紫｢何が？｣
赤｢ソロじゃなく…｣
紫｢ジェシーそれ以上言うなよ。俺はお前らと一緒にやるってあの時決めたんよ。何言われても辞めないから｣
赤｢ごめん｣
紫｢大丈夫。ほら、慎太郎もこーちも泣くなって｣
緑｢別に泣いてねーし！｣
黄｢俺も｣
桃｢そんなに目真っ赤にして言われても説得力ないんだわ｣
黄｢うるせー｣
桃｢あの女、これから事務所の専務なんだよな｣
紫｢せやなぁ｣
青｢あの感じだとだいぶ桃矢に執着してそうじゃね？｣
紫｢かもなぁ…｣
桃｢あのさ、ふっかが言ってた事なんだけどさ｣
紫｢うん｣
桃｢お前のお父さんとギターの先生って何者なの？｣
紫｢何者って言われてもなぁ…特に普通の人間なんやけど笑｣
黒｢なんかすごい人なの？｣
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作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年4月4日 19時
