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深｢喧嘩ってまた穏やかじゃないねぇ…｣
佐｢何言われたの？｣
ﾊﾞﾝｯ!!
しのが答えようとした時、再び凄い音がして扉が開いた。
猪狩｢やべぇ、全員怒ってるよ(小声)｣
宮近｢京本くんがあそこまで怒ってるの久々にみた(小声)｣
桃｢しの｣
紫｢なに？｣
桃｢あの女の事知ってた？｣
紫｢いや初対面｣
桃｢なんであいつお前にすげえ執着してんの？｣
紫｢俺が聞きたいわ｣
佐｢あ、あのぉ｣
紫｢なんすかさっくん｣
佐｢結局、何があったの？｣
紫｢それは…｣
桃｢しの、今は言わなくていい｣
紫｢え？｣
桃｢ごめんさっくん。俺ら今かなり頭来ててちゃんと説明出来る気がしない｣
佐｢あ、いや全然いいよ、なんかごめんね？｣
こいつらがこんだけキレてるって相当じゃない？
いつも穏やかなこのふたりが。
しかも、もっと喧嘩早い慎と樹とこーちがなんも言わずに黙ってんのが余計怖い。
深｢しの、さっきの答えだけどさ｣
紫｢はい｣
深｢お前の個人的な事について何か知らないかって聞かれた。それも俺らだけじゃない。ここにいるJr全員が聞かれた｣
紫｢え？｣
深｢お前の父親についてとか、交友関係、恋人関係、お前のギターの先生なんかについてかなり聞かれた。｣
岩｢俺たちのグループについての質問は3つぐらいで、その他はお前についてだった｣
紫｢あの、クソアマ…｣
深｢落ち着け、しの。詳しくは聞かねーけど、お前らがそんなんなるって相当だろ？｣
渡｢俺らも変だと思ったから全部『知らない』って答えてるから安心しろ｣
紫｢翔太くん…ありがとうございます｣
岩｢とりあえず、SixTONESもうお前ら今日は全員先帰れ｣
紫｢いやでも片付けとか…｣
深｢ああもうそんなんいいから。な？俺らがしとくから。ちょっと全員で頭冷やしてこい。みんなもいいよな？｣
Jr｢｢はい！！｣｣
紫｢すいません。ありがとうございます｣
桃｢ありがとう。お言葉に甘えるわ｣
深｢おうおう、そうしろ！｣
そうして、SixTONES全員荷物をまとめて部屋から出ていった。
これは俺の直感だけど、SixTONESがかなりヤバいかもしれない。
深｢みんな！ちょっと聞いてくれる？｣
深｢今日来た専務さんにしのの事、何聞かれても『知らない』って答えてあげてくれない？｣
Jr1｢でも、そんな事して大丈夫ですか？｣
深｢分かんねぇけど…俺もとりあえず滝沢くんに相談してみるし、とりあえずそうして欲しい。みんないい？｣
全員｢｢はい！｣｣
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作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年4月4日 19時
