ストの関西弁4【男主】 (ページ48)

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2014年某日

赤side

あの撮影が終わってから数週間が経った。

俺の心はもう決まってる。

7人でやりたい。

とーやちゃん以外の5人にはこーちに連絡してもらって、今からみんなで話し合う。

みんなを説得してとーやちゃんも入れた7人で俺はやりたい。

緑｢よぉジェシー！｣

赤｢慎太郎〜！来てくれてありがとね！｣

緑｢全然！他のみんなは？｣

赤｢まだ来てないよ｣

緑｢俺一番乗りか！｣

赤｢そーそー！｣

緑｢…ジェシーさ、あのメール本気？しのも入れて7人でやりたいって…｣

赤｢もちろん！本気だよ！｣

緑｢しの、入ってくれっかな〜｣

赤｢それは分かんないけど…慎太郎は反対じゃないの？｣

緑｢そんな訳ないじゃん！俺はJrのエースとか、首領とか言われてたけど、しのはもう帝王的な存在じゃん？｣

赤｢うん｣

緑｢そんなしのと一緒にグループ組めるなら最高！って俺は思うけどね。他のみんなもそう思うんじゃない？｣

赤｢だといいなぁ…｣

青｢あれ2人とももう来てたの？早いじゃん｣

緑｢俺もさっき来たとこだよ｣

きっとみんなOKしてくれるよね…？

黒side

ジェシーがバカレア組でもう1回やりたいって言ってるってのをこーちから聞いた時、頭に浮かんだのは桃矢の事だった。

あの撮影の時から、いやその前の7人でライブやった時から桃矢も一緒だったらなって、何回も思ってた。

黒｢おつかれ〜俺1番最後？｣

黄｢みんなもう来てるよ。大我はトイレ｣

黒｢あそう｣

緑｢北斗飲みもん何にするー？｣

黒｢おれ烏龍茶｣

緑｢おっけー！頼んどくね｣

桃｢ただいま、あ北斗来たんだ｣

黒｢うん｣

…

全員｢かんぱーい！｣

緑｢っくぅ〜！｣

青｢言い方がおっさんすぎる笑｣

黄｢ただのジュースなのに笑｣

緑｢まだピチピチの10代だわい！｣

黒｢だわいってなんだよ笑｣

緑｢へへ〜笑｣

赤｢あのさ！｣

って言ったジェシーの顔がいつになく真剣だった。

赤｢もう1回みんなでやりたいって俺は思ってるんだけど、とーやちゃんも入れて7人でやってみない？｣

黒｢…え？｣

ジェシーがそんな事考えてるだなんて思ってもみなかった。

赤｢俺ら6人、とーやちゃんのバックだったけど7人でやった時めちゃくちゃ楽しかったの。あの時の事がずっと忘れられなくて。だから本当は7人でやりたいの！｣

青｢桃矢にはそれ話したの？｣

赤｢いやまだ…みんな反対だったら本人いてもあれだなと思って…みんな反対？｣