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2013年6月
振り入れが早く終わった俺は、久々に事務所で勉強していた。
赤｢あれ、しの？｣
紫｢ジェシーとめぐやん おつかれ〜｣
目｢おつかれ｣
紫｢2人とも終わり？｣
赤｢終わり終わり あ、そーだしの、明日テストあるんだけどさ、ちょっと教えてくんない？｣
紫｢ええよ｣
目｢俺帰るわ｣
紫｢おーおつかれー｣
赤｢またね〜｣
紫｢んで、どこが分からんの？｣
赤｢んとね〜｣
…
紫｢って感じかな｣
赤｢やっぱ分かりやすいね！流石だな〜｣
紫｢んな褒めてもなんも出んで笑｣
赤｢AHAHAHA！…なんか、この間までみんなで一緒にいたのに変な感じだよね｣
紫｢まあ、せやな｣
赤｢ずっとこのままなのかな…｣
紫｢…嫌なん？｣
赤｢なんか、収まるべき場所に収まったって感じがしてみんなといるのめっちゃ楽しかったんだよね〜｣
紫｢これは漫画の受け売りになるんやけどさ、『偶然なんてない。あるのは必然だけ』って言う名言があってさ｣
赤｢必然てなに？｣
紫｢必ず起こるって事かな｣
赤｢必ず…｣
紫｢バカレア組が集まったのは偶然やなくて必然やったと俺は思うで。だから今バラバラになってもたけど、また集まると思っとう｣
赤｢そう…なるかな｣
紫｢俺はなると思っとうで。だから待ってみるのもええんやない？｣
赤｢待つ？どういう事？｣
紫｢その時は必ず来るから、それまでは各々できる事をしたらええと俺は思う｣
赤｢出来る事…｣
紫｢そう出来る事。んでバカレア組の中心におるのはジェシーやと俺は思っとうけどな｣
赤｢HE！？俺！？｣
紫｢そらそーやろ。ジェシー以外おらんわ笑｣
赤｢そうかな？｣
紫｢そうそう。せやから今できることお互い頑張ろや｣
赤｢うん…来るかなぁ｣
紫｢来んかったら呼んだらええねん｣
赤｢…！！HAHA！！そーだよねぇ！来ないんだったらこっちから行けばいいもんね！｣
紫｢せやせや。その時まで待っとこ｣
赤｢そーするね！ちなみにとーやちゃんは呼んだら来てくれる？｣
紫｢俺？どーやろなぁ…行けたら行くわ笑｣
赤｢ほんと！？じゃあ呼ぶかも！！｣
紫｢はいはい笑｣
関西弁の｢行けたら行く｣を知ってるかジェシーが知っとうかは知らんけど笑
でも、本当に呼ばれたら俺はどうするんやろな…
これが俺とジェシーとバカレア組の話。
俺の事はほんまに呼ばれるとは思ってなかったけどな笑
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作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年2月24日 11時
