俺とジェシーとバカレア組の話 ページ43
12月のソロコンも終わって1月になった。
沢山のJrが出る歌番組も、相変わらず俺はソロで活動してるし、バックについてくれたバカレア組もそのまま活動して行くと思ってたし、みんなそう思ってた。
けど、今日現場にいるのは北斗とジェシーだけだった。
紫「あれ、今日2人なん?」
赤「そうなのよ」
黒「そう」
紫「ふーん?デュエットするん?」
赤「そーよー、桃矢ちゃんは?」
紫「今日も相変わらずソロよ」
黒「何すんの?」
紫「今日はー」
ってそんな会話をしたけど、みんなはまた6人でやっていくんやろうなぁって思ってた。
けど、2月になっても3月になっても2:4のままだった。
俺はここで初めてジャニーズの残酷さを自覚した気がした。
でも俺にはどうする事も出来なかった。
〜〜
2013年4月
大学進学する事に決めた俺は、事務所と相談して少し活動を控えることにした。
ジャニーさん的には高校卒業したら本格的に音楽活動して欲しいみたいだったけど、その活動をする為に勉強したいって言うたら応援してくれることになった。
そして、一個下の学年に北斗、もう一個下に慎太郎がやって来た。
緑「しの〜!」
紫「おー慎太郎、入学おめでとう」
緑「ありがとう!」
紫「もう帰り?」
緑「そうそう!しのは?」
紫「俺今からちょっと事務所行くねん」
緑「まじかよ〜じゃあ樹と帰ろ」
紫「おうおう、また明日な〜」
緑「ばいばーい!」
慎太郎と別れた後、校門のところに北斗がいた。
紫「あれ北斗どしたん?」
黒「桃矢今日事務所でしょ?」
紫「?うん…あれ待っててくれたやつ?」
黒「待っては無い」
紫「はいはい…ほな行こか」
黒「うん」
こんな風に、俺はたまにレッスン、北斗とジェシーはドラマにレッスンに大忙し、きょもはソロ活動、慎太郎と樹は学生生活を謳歌という日々が続いていた。
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作者名:むー | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時:2023年2月24日 11時