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次の日の体育の時間
桃｢しのー｣
紫｢ん？｣
桃｢暑いからサボらない？｣
紫｢きょもはいっつもさぼっとうやん笑｣
桃｢たまにはいいじゃん｣
青｢俺もサボろっかなー｣
紫｢2人ともサボるなら俺もサボろかな｣
桃｢どこでサボる？｣
青｢外はどこも暑いべ？｣
紫｢んー…あそこは？視聴覚室｣
青｢あーいんじゃね？クーラーつきっぱなしだし｣
桃｢んじゃそこで駄弁ろ｣
なんとかしのを上手い事誘い出すことができた。
樹も話合わせてくれてよかった。
青side
きょもが体育休むのはいつもの事だけど、しのを誘うのは初めてだからピンッてきた。まあ昨日の今日だからするかもなとは思ったけど笑
桃矢もそろそろ話してくれるといいんだけどなー。
桃｢あーやっぱりここ涼しいな｣
紫｢廊下ですら暑いから余計涼しく感じるわ｣
青｢俺ここで寝れそう｣
紫｢寝んのかい笑｣
ダラーって床に寝転がると、桃矢がじっとこっちを見ていた。
青｢…お前なんかあった？｣
紫｢え？｣
青｢最近様子おかしいの自分で気づいてる？｣
紫｢いや…｣
桃｢1ヶ月位前からうわの空になる事多いよ？｣
紫｢あーそう？｣
青｢うん。なんか悩み？｣
紫｢いや別にそういう訳じゃないけど…｣
桃｢俺らには話せない事？｣
紫｢いや話せないっていうか…｣
青｢なんだよはっきり言えよ｣
桃｢事務所の人に呼び出されたの関係してる？｣
紫｢なんで知っとん？｣
青｢ジェシーが見てた｣
紫｢そっか…｣
青｢んで？何があったべ？｣
紫｢んー、冬にソロコンやらない？って話きた｣
青桃｢は！？！？｣
青｢ソロコンってソロコンサートだよな？｣
紫｢うん｣
桃｢めっちゃすごいじゃん！｣
紫｢そうやんな｣
青｢そうやんなってお前自分の事だろ？｣
紫｢そこなんよな｣
青｢え？｣
紫｢やった事ないし想像も出来んくて｣
桃｢まあそうだよな｣
紫｢母親だけには言ったんよ『冬にソロコンする』って｣
青｢うん｣
紫｢そしたら『デビューに一歩近づいたんやない？』って言われて｣
青｢普通はそう思うよな｣
紫｢俺デビューしたいとか、有名になりたいとか特にないからホンマにやってええんやろかって思ってもて｣
桃｢え？桃矢ってオーディションで事務所受かったんでしょ？｣
紫｢うん｣
桃｢じゃあなんで受けたの？｣
紫｢…ただ逃げたくて変わりたかったから｣
青｢え？｣
ジャニーズが逃げってこいつの頭どうなってんの？
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作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年2月24日 11時
