俺と初舞台の話 ページ19
【2010年秋】
しのside
青山にジャニーズに勧められて受けてみたら、あれよあれよと受かってしまった。
それを青山に言うたら｢当たり前に受かると思ってた 頑張れよ なんかあったらすぐ言えよ｣って言われた。
さすがに心配性すぎん？笑 まぁしゃーないけど。
オーディションの時に横におった神宮寺も受かったらしい。
そん時やたらイケメンなのが2人おったんやけど、多分受かってるんやろな。
んで、俺はと言うとダンスの他にギター持ち込んで弾き語りで歌ったんやけど、それがどうもかなり良かったらしい。
その時歌ったのを今日収録でやって欲しいってテレビ局に呼ばれた。
俺入って2週間なんやけどそんなもんなん？
ス｢あ、君が四ノ宮くんだね｣
紫｢はい！今日はよろしくお願いします｣
ス｢よろしくお願いします。じゃあとりあえず楽屋来てくれる？｣
紫｢分かりました｣
そして入った楽屋、物凄い人数がおった。
見事にイケメンばっかりやったし、圧巻の光景やったのは覚えてる。
??｢あれお前誰？｣
紫｢2週間前に入りました、四ノ宮桃矢と言います。よろしくお願いします｣
緑｢ふーん？俺森本慎太郎！よろしくな！｣
こりゃまたえらい可愛らしい男の子がおんねんなとびっくりしたのも束の間、色んな人に声をかけられた。
Jr1｢それ自分のギター？｣
紫｢そうです！｣
Jr2｢弾き語りとかするの？｣
紫｢オーディションの時にやったやつが目に止まったらしくて今日やってって言われてきました｣
Jr3｢ふーん 何やるの？｣
紫｢ああ、それはー｣
〜〜
青side
今日もJrの奴らと控え室で遊んでたら新しいやつが入ってきた。
ギターケース背負って不安そうな目で入って来たそいつは、俺でも分かるくらい将来が有望そうなイケメンだった。
なんでも2週間前にオーディションに受かってその時に披露した弾き語りがジャニーさんの目に留まったらしくそれを収録で披露するらしい。
…こいつはもしかしなくてもエリートじゃね？
中丸｢続いては、2週間前に入所したJrが弾き語りを初披露です。君こっち来てくれる？｣
紫｢はい！よろしくお願いします！｣
中丸くんに呼び出されて出ていったそいつは、笑顔を浮かべつつもどこが不安そうな顔していた。
中丸｢君名前は？｣
紫｢四ノ宮桃矢です！｣
中丸｢いつ入所したの？｣
紫｢2週間前です｣
中丸｢マジで？｣
紫｢マジです｣
中丸｢え、今何歳？｣
紫｢今中3です｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むー | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/st1995617
作成日時：2023年2月24日 11時
