ストの関西弁4【男主】 (ページ17)

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しのside

そっからはもうあっという間やった。

影田さんの家に××さんとお母さんが乗り込んで謝罪文と｢二度と近づきません｣と一筆貰って来たし、本当にお母さんは仕事を辞めた。

職場には引き止められたらしいけど、事情を話したら「それは確かに仕方ないね。こちらも対応ちゃんとしとくから」って事であっさり退職してしまった。

話した日の夜には父親にも泣かれたし、何かあったらすぐ話をして欲しいって言われた。

そんなこんなで影田とは縁が切れたけど相変わらず俺は学校には行けそうにもないし、行く気もなかった。

そんなこんなで家でギターしたり、母親と一緒に料理を作ったり、勉強したりゲームしたり充実した夏を送っていたある日の事。

また青山が家に来た。

青山｢よっ｣

紫｢よー外暑ない？｣

青山｢マジで暑い桃矢の家来るまででめちゃくちゃ汗かいた｣

紫｢うわほんまや笑やば笑｣

青山｢やろ笑あのさー｣

紫｢ん？｣

青山｢まだ学校には来れん？｣

紫｢んー、うん笑無理かなぁ｣

青山｢影田も転校したのに？｣

そう、影田さんは俺にした事が学校と取り巻きにバレて学校に居づらくなったのかまた転校した。

紫｢そういう目で見られるって分かってるのに行くのは無理かなぁ｣

青山｢まあそうよなぁ…あのさ、環境変えたくない？｣

紫｢変えれるなら変えたいけど…なんかある？｣

青山｢お前みたいなイケメン、たくさんおる所に行ったらあんな目にあいにくくなると思うねん｣

紫｢…うん｣

青山｢ジャニーズって知ってる？｣

この一言で俺の人生が180℃変わった。