ストの関西弁4【男主】 (ページ12)

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紫｢ちょっと考えさせて？｣

影田｢あはっ♪ いい返事待ってるね！じゃあ私教室戻るねー♡｣

こいつのイカれ具合をマジで舐めとった。ホンマにやばい。

こんなやつと付き合うとか無理じゃない？でも…

紫｢家族に迷惑かけるんは…ちゃうもんなぁ…｣

マジでどうしよ…とりあえず教室戻るか。

【昼休み】

青山｢桃矢｣

紫｢ん？｣

青山｢あれからアイツと話したんだろ？｣

紫｢うん｣

青山｢…それから顔色だいぶヤバいけど、大丈夫なん？｣

紫｢んー、大丈夫笑まあ何とかなるよ｣

青山｢なんかあったら本当に話せよなんでも聞くから｣

紫｢うん、ありがとう笑｣

〜〜

家帰って考えるのは影田侑里が言うとった事。

俺が一言｢付き合う｣って言うたら済む事も分かってる。

でも付き合うって脅されて付き合ったって意味ないやん？

そう考えるとどうしたらええんか分からんくなる。

雪翔｢…にに？｣

紫｢ん？ああごめん、ボーッとしとったわ笑｣

雪翔｢なんかあったん？｣

紫｢なーんもないよ、ほらおやつ食べよ｣

雪翔｢うん！｣

もしかしたら弟にも迷惑がいって虐められたりするかもしれん…

母親にも迷惑かけるかもしれんし、もうどうしたらええかわからん…

朱美｢ただいま〜！｣

雪翔｢かか、おかえり〜！｣

朱美｢桃矢〜？｣

紫｢んー？｣

朱美｢影田さんのとこのおねーさんがお迎え来てて、今日話したんやけど、あんたら仲ええんやなぁ？｣

紫｢え？｣

朱美｢なんやたまに一緒に下校したり、お弁当交換とかしとんやろ？(ニヤニヤ)｣

紫｢した事あるけど全然仲良くないで｣

朱美｢またまた〜そんな事言うて(ニヤニヤ) かかも桃矢にええ子がおると知ってなんか安心したわ｣

紫｢…全然そんなんちゃうし、ごめん部屋戻るわ｣

朱美｢もー、そんな照れんでええやないの！笑ご飯出来たら呼ぶからそん時には降りておいでや〜｣

当時は、あいつがどんどん俺の家に侵食してるかもしれんと思うとそれだけで怖かったし、周りに素直に相談するっていう事も思いつかなかった。