伍拾伍ノ命令 ページ8
そう言ったひとらんらんは今日一番の笑顔を見せた。
ht「もっとさ、アンタの事教えてよ。俺の事アンタに教えたんだから」
『あ、嗚呼､､､勿論』
ht「父さん、とかは未だ呼べないかもだけどさ、アンタは父さんと同じ位尊敬出来る人だって今思った。俺もアンタみたいになりたい」
『そう思ってくれるなら嬉しい』
そう言ったひとらんらんは俺に小指を向けた。
ht「だからさ、約束！」
“俺が父さんって呼べる迄傍で沢山話を聞かせて”
ht「アンタ､､､”A”みたいに強くなるから、沢山笑って指導して！」
名前を呼んでくれた事が嬉しくて顔に熱が溜まっていく。
『ふっ､､､そうか､､､なんだかプロポーズみたいだな』
ht「な゛ｯ､､､や、約束､､､！」
俺よりも顔に熱が行ったかの様にひとらんらんの顔も紅く染まった。
其の顔の儘ズッと小指を俺に近付けた。
『ははっ、そうだな､､､約束』
ht「絶対に、約束守ってね」
『､､､､､､嗚呼、善処する』
ht「何、善処するって！絶対約束！」
お前が俺の様になりたいと言ってくれても”絶対”は無理かもしれないな。
『､､､ひとらんらんが強くなれるまで頑張るよ』
ht「､､､ひとらんで良いから」
『え？』
ht「名前､､､長いからひとらんで良い､､､」
『､､､そうか。ひとらん』
そう言って頭をポンポンと叩く。
『じゃあ帰ろうか､､､我が家に』
ht「うん、彼奴等にも謝らなきゃ､､､ばいばい」
ひとらんらん､､､ひとらんはそう言うと【残飯処理係】にヒラヒラと手を振った。
残飯処理係も手を振るかの様に湖の上で煌めく夕陽を背に跳ね上がった。
✻
日曜日投稿できなくてすみません😭
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楽譜(プロフ) - あまねさん、コメントありがとうございます！好きと行って頂けて嬉しい限りです( *´꒳`*) (3月6日 20時) (
レス) id: de0bd4f93a (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - めちゃすきですー！ (3月4日 23時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楽譜/Gakufu | 作成日時：2023年12月27日 15時
