陸拾陸ノ命令 ページ19
kn side
彼奴が倒れた､､､いや、俺が倒れる様に細工した。
彼奴がシャオロン達を呼びに行った時に毒を盛った。
少量の毒だった。
だから驚いた。
倒れて意識が飛ぶ程毒が身体に回るとは思わなかった。
tn「ペ神、状態はどうや？」
sn「状態で言うとハッキリ言って､､､悪い」
tn「ホンマか､､､」
sn「倒れた時に頭を打ったんだと思う、脳震盪を起こしてる」
kn「ふん、あんなに少量の毒でぶっ倒れるなんて弱っちい奴やな」
途端ひとらんが光の速さに例えられる程のスピードで俺に近付き胸倉を掴んで壁に叩き付けた。
ht「コネちゃん？やったのはコネちゃんなの？違うよね？」
kn「っ､､､お、れ､､､俺や､､､」
sha「ちゃ、ちゃうやろ､､､！俺も、俺もやった､､､！俺も一緒にハンバーグ作ったし､､､」
kn「残念やったな、シャオロン､､､毒を盛ったのは、お前等が部屋から出た後や」
sha「そ、んな､､､､､､」
俺を庇おうとしたのかシャオロンが咄嗟に嘘を吐く。
其れを直ぐに否定すると次の瞬間顔を真っ青にした。
悪いな、シャオロン。
こうしとけば彼奴も俺等の対応を改めるやろ。
家族なんかじゃないって、気付くやろ。
ht「そっか、じゃあ､､､」
そう言い俺の顔面に向かって拳を叩き付ける。
バンｯ！
ポロポロと壁の破片が床を汚す。
ht「出来ない､､､出来ないよ､､､､､､」
拳を握った儘ひとらんがヘタリと床に座り込む。
kn「はっ､､､､､､」
ht「ずっと一緒に訓練してきたコネちゃんも皆も大好きだけど､､､俺を家に連れ戻してくれたAも大好きなんだよ､､､コネちゃんが親という立場が嫌いなのも分かってる､､､だけど、Aは、コネちゃんが思う”悪い親”じゃない」
kn「なん、や､､､同情とかいらんからな」
ht「同情とかじゃなくて！」
gr「､､､取り敢えず、俺達が閉じ込められていた部屋に連れて行こう。確か、ベッドがあった筈や」
tn「せやな､､､運んでから詳しく話聞かせて貰うわ」
そう言ってトントンが此方を見つめた。
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楽譜(プロフ) - あまねさん、コメントありがとうございます！好きと行って頂けて嬉しい限りです( *´꒳`*) (3月6日 20時) (
レス) id: de0bd4f93a (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - めちゃすきですー！ (3月4日 23時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楽譜/Gakufu | 作成日時：2023年12月27日 15時
