陸拾肆ノ命令 ページ17
俺が容器を起き終わったと同時にシャオロンとコネシマが皿を運び終わる。
先程迄話したり暴れたりしていた奴等もいつの間にか椅子に座って夕食を待っていた。
『さて、ご飯にしよう』
ゾムが涎を垂らし、挨拶を待つ。
『頂きます』
「頂きますー！」
挨拶と同時にゾムが皿に載ったハンバーグを器用に切り分け、大きく口を開き含んだ。
zm「､､､おぇぇぇぇ」
『えっ？』
zm「まっず、なんやねんこ((tn「ちょ、ゾム黙れや」むご、むごごごごご！(おい、何すんね！ん)」
ゾムが低評価な意見を口にした途端トントンがすかさず手でゾムの口を覆った。
kn「どしたん、ゾム､､､､､､ってアンタ全然食べてへんやん！」
ゾムの心配をした後、俺が未だハンバーグに口を付けていない事にコネシマが気付いた。
『嗚呼、すまない。お前等の様子を見る事に気が取られていた』
kn「そんな事ええやん！ほら食べてや！頑張って作ったんやで！､､､其れとも、俺達が作ったハンバーグ食べたくないんか､､､」
笑顔で俺にハンバーグを勧めて来たと思えば次は尻尾を下げ悲しむ子犬の様になった。
『食べる、食べるぞ、折角作ってくれたんだからな』
そう言いながらフォークを口に運ぶ。
、
、
、
あ､､､？
kn「食べてくれて嬉しいなぁ」
途端、全身の力が抜けたかの様に姿勢を保つ気力を失った。
其の儘、俺の身体が床に崩れ落ちた。
口の近くにあったフォークが高い音を出しながら俺の目の前で跳ねる。
『な、なんだ､､､？何が、何があった､､､ぁ？』
回りを見渡すと驚いた様な顔をした少年達が此方を見つめていた､､､一人を除いて。
『な、何か、したのか､､､？”コネシマ”､､､』
kn「ははっ、駄目やん、一国の総統ともあろう人が余所者の飯素直に食べたら」
妖しい笑みを浮かべ、此方を見下ろす。
kn「お前に手懐けられる程、甘い人間ちゃうねん」
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楽譜(プロフ) - あまねさん、コメントありがとうございます！好きと行って頂けて嬉しい限りです( *´꒳`*) (3月6日 20時) (
レス) id: de0bd4f93a (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - めちゃすきですー！ (3月4日 23時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楽譜/Gakufu | 作成日時：2023年12月27日 15時
