陸拾弍ノ命令 ページ15
kn「おぉ！連れて来てくれたんか！すまんなぁ、さっき迄外居て疲れとる筈なのに」
『いや、大丈夫だ。さて、ご飯にしよう』
kn「ちょお待ってな、もうちょいでよそい終わるから､､､シャオロン！手伝ってー！」
sha「はいよー、今行くー！」
パタパタと足音を立てながらシャオロンがコネシマに向かって走り出す。
其れが微笑ましく見えて少し笑みが溢れる。
其の俺を見ていたグルッペンがギョッとした顔を浮かべる。
『どうしたんだ？』
gr「いや、其の､､､なんでこれからシャオロンとコネシマのご飯食べるのにそんな笑ってるんやろって､､､今迄の奴等は臭い嗅ぐだけで吐きそうになっていたのに､､､」
sha「んー？グルッペンなんか言うたぁ？」
gr「い、いや、何も言っていないゾ？物音も立てていないし息も吸っていないさ」
ni「息は吸って欲しいけどな」
sha「ふーん、まぁええわ､､､あ、待ってハンバーグなんに目玉焼き作んの忘れた！チーノ任せたー！」
cn「任されましたー！」
ut「ちょお、待て待て！チーノが目玉焼き作ったら目玉ちゃうんよ！」
shp「まぁまぁ、ええやないですか。チーノもあの頃より進化しましたよ」
ut「ショッピ君、其の楽しそうな笑顔止めてもろてええかな？」
shp「なんの事やら」
何時も静かだったこの家が、まるで新しい住処となったかの様に騒がしさに染まった。
懐かしい様な気がする光景に眩しさを感じて、瞳を閉じ、目玉焼きが出来るのを待つ。
cn「いやぁ、こんなに大人数の目玉焼き作るの初めてなんでちょっと失敗しちゃいました」
そんな言葉と「てへっ！」という効果音が付きそうな程のウインクをかましたチーノは手際良くハンバーグに目玉焼きを被せた､､､め、目玉焼き､､､？これは目玉焼きなのか？目玉焼き､､､かぁ､､､
ut「やっぱ貴方も目玉焼きには見えんやろ」
背後から声を掛けられる。
気配に、気付かなかった､､､なんなんだ、此奴は。
だが此奴は気配は消せても殺気までは消せないらしい。
殺気がダダ漏れだ。
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楽譜(プロフ) - あまねさん、コメントありがとうございます！好きと行って頂けて嬉しい限りです( *´꒳`*) (3月6日 20時) (
レス) id: de0bd4f93a (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - めちゃすきですー！ (3月4日 23時) (レス) @page18 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楽譜/Gakufu | 作成日時：2023年12月27日 15時
